□人類最強の悩み
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昼間に会議室から聞こえてくるのは、とても興奮してる分隊長『ハンジ』の声だった


またも巨人についてエレンに熱く語っているのだろうか?…




いや…どうやら今回は違うようだ。




今回ハンジの目の前に座っているのは兵士長のリヴァイであり、エレンでは無いのであった。










「おい、要件は何だ」


足を組みながら座るリヴァイは自分を呼びだしたハンジを睨みつける。呼び出しといてなかなか本題に入らないで遠回しの内容ばかりをペラペラと話す事に腹が立って仕方がないようす



「クソメガネ、ハッキリ言いやがれ!」



先程から、本題を言わずにニヤニヤニヤニヤと笑うハンジに対しご立腹のリヴァイ…。しかしハンジにはしっかりとニヤける理由があったわけであって‥……





___ドンっ!!


「おい、いい加減にしやがれ。俺は忙しいんだ」


ニヤニヤと笑うだけのハンジに苛つきを覚えたリヴァイは、目の前のテーブルを足で蹴り上げる。


乱暴なリヴァイに、少々焦ったハンジは、ややっと言いたい事を伝え始めるのだった。



「あぁ、ごめんごめん。ねぇリヴァイさ、単刀直入に聞くけど名無しさんちゃんと付き合ってるでしょ?」






………


…………


「…………何の話だ」



この10秒程の間からハンジにはすぐにリヴァイが部下の名無しさんと付き合ってることはわかった。



だがハンジの質問ぜめは、こんなことでは終わらない。


ニヤニヤニヤニヤと顔を近づけてくるハンジに対し、気持ち悪いと遇らうリヴァイ


だが、次のハンジの一言でそのポーカーフェイスが少し崩れる事となるのだった。




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