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□女王蜂*激裏
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強盗
監禁
殺人
薬
欲しいものを手に入れるためならどんな事にでも恐れずに、悪にその手を染めいく事でミッドガルの人々に恐れられていその女の名は
ななし。
またの名を『クイーン・Bee』。世間からはクイーン、また女王蜂などの異名で呼ばれ、恐れられていて
数年前程から更に彼女の行動が目立つようになり、神羅を攻撃する事が多かったため、アバランチからも注目されていた。
世間的にはタークスも暗殺などを行う事から恐れられているが、それと並ぶ程に世間からのイメージは良くなかったななし
そんな若い娘一人に、神羅カンパニーは何度も侵入されたり、新兵器を盗まれたりと手を焼いているとのもっぱらの噂だった事からアバランチの人々は彼女を応援していたのだろう。
しかし、
そんな彼女はタークスによりななしは捕獲されてしまい、ミッドガル中に報道されていた。
今、街はみんな彼女に注目している
彼女に変なファンも沢山いた程人気があったため、捕まった事でミッドガル中ななしの話題で持ちきりであった。
数年に及ぶ悪事に終止符を打たれ、ななしは自由を失い、大嫌いな狭い暗い鉄格子に捕獲され
毎日暇をしていた。
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「お前、もう少し反省を態度で示さないか」
「…私はこんな狭いところは嫌いなの」
ななしは鉄格子に近づき、目の前にいるスーツ姿の黒髪男に不気味な笑いを見せる
「ふふふ」
「…なんだ?」
「貴方魅力感じないわぁ。つまんない……つまんない……。いいわ。こんなとこ…脱獄してやるから。」
その黒髪のタークスの主任ツォンは、警戒するように銃を握り、彼女との距離をとった。
「例えお前であろうと、この鉄格子をすり抜けることはできない筈だ」
「ふふふふふ、どうかしら」
ななしは舌をチロっと見せ、ユラユラと動き笑っている。
それが不気味で、また何をするかわからず、ツォンは警戒心を高めていった。
それから毎日、3度の食事だけ与えられななしは収容されたまま、2週間が経った。
どうして彼女が神羅カンパニーで捕獲されてるのかと言うと
彼女の力や、行動力を認めていたルーファウスが魔光を浴びさせて、ソルジャーにしようと計画を立てているからなのだ
しかし、まだ今の状態でななしがソルジャーになってしまったら、力を得た事でかつての英雄達のように暴走しかねない
そのため彼女を神羅の力になるよう、洗脳を試みていた