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□ドライバー
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レノは新たな任務を命ぜられ、その任務成功のために、一人作戦を練り着々と準備を行っていた
「…相棒、気を付けろ」
相棒ルードは、今回の長期調査に胸騒ぎがして気が気ではなかった。
「任せろって、俺はそんなヘマはしねぇよ」
今回命ぜられたのは、ミッドガルの風俗店利用者が次々と消えるという不快な事件。
数ヶ月前からタークスに事件の依頼が来ていて、イリーナやツォンが風俗店の利用者から聞き込み調査をしていたが何も得られなかった。
情報が得られないなら、変装し客として潜入を!
…と、作戦を練ってはみたが、風俗店を利用しなければならないし、、利用する度に性的な行為をしなくては怪しまれる事からその案が却下となった。
そのため最終手段で、レノが変装をし、その風俗店のドライバーとして潜入をする事となったのだ。
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「今日から働くことになりました」
「話は聞いているよ。君、容姿もいいし、キャストの女の子達もモチベーション上がりそうだな」
支配人の男は、タバコを片手にしっかりとスーツを着こなしたレノを上から下まで見定める。
レノは風俗店の事務所で、初めの挨拶をしていたが、その威圧的な支配人を不快に感じていた。
「精一杯努めますよ、と」
「うちの店はね、原則ドライバーとキャストの恋愛など禁止だよ。あぁ、連絡交換なんてもっての他だからね」
「はい」
「それとね、ドライバーの仕事内容はこのマニュアル通りにしてくれればいいから。じゃあさっそく明日から頼むね」
「頑張ります」
レノはマニュアルを受け取ると
事務所を後にした。