□好奇心*激裏
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変わらぬ毎日



刺激のない日常に私は
飽き飽きしていた。



彼氏もいない。



けど恋人を作る気なんて今は無い。


彼氏彼女だの恋愛ごっこを
してる暇があったら寝てるか動画を見ていたい。。



でも……1人は寂しい



そんな矛盾した気持ちを胸に、恋愛のDVDを見ては、激しい恋をしたくなったりと気持ちの浮き沈みを繰り返していた。



別に自慢じゃないけど
モテないわけじゃない。


連絡入れれば何人でも男はいる。


付き合ってと言ってくる人も沢山いるけど、そんな生ぬるい普通の恋はもう飽き飽きだった。



普通の出会いなどは刺激がなく燃えない。




そんな時、ネットサーフィンしていた私の端末の画面に「ハプニングバーの楽しみ方」なんて出てきたもんだから興味本心でタップして調べてみた。



___誰とセックスするかわからない

新たな性癖、
性感帯を発見するかもしれない。

どんな出会いがあるか、
何が起こるかもわからない。
全ては自分自身。______




「なにこのバー」



最初はそんな軽い気持ちだったけどしきりに興味が湧き





暇すぎた私は今現在、ハプニングバーと呼ばれるバーの入り口をくぐってしまったのだ。




暗くいかにも怪しげな入り口で、年齢確認をされた。


こんなところに1人で来てしまった…と、恥ずかしながらも身分証を店員に渡す。



別に、誰かとセックスがしたいわけではない。



刺激という名の暇つぶしをしてみたかっただけ



別に何もしなくても良かった。


ただ新しい経験として、
どんなところか知れれば良かった。




そして店内で酒を頼み
暫くその酒を片手に座っていれば、股間を大きくさせた男達が次々と肩を寄せて話しかけてきた。



我こそは貴方を快感の先へ連れて行きます。


なんて言わんばかりの自身たっぷりの野朗共。




私は別に興味がわかなく、
やんわりと断りながら、暫く辺りを見回していた。



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