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□溜まり場*裏
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私の一人で暮らす部屋は、ここ最近社員の溜まり場になってしまっていた。
皆仕事終わると私の家に来ては飲んで、休暇なら次の日の昼頃帰るとか、もしくはそのまま早朝に起きて皆んなで仲良く出勤するとか。。。
若いなぁと思いながらも私は同僚と飲むのが楽しくて、皆で集まるのが密かな楽しみになっていた。
最近よく溜まるのは同じタークスの
ルード、レノ、イリーナ、たまにロッド
そしてソルジャーのザックス、クラウドだ。
こんな狭い部屋で飲む事のなにが楽しいのか?と思うが、飲み屋に行くより断然安いし
また眠くなればその場で寝れるのが安定の理由だった。
そして今夜も
いつものメンバーか集まった。
「いやー、やっぱ宅飲みが一番だな!」
ザックスはおつまみをぽんぽんと口に放り込みながら、笑顔で笑う
「ななしさんの部屋ってなんか居心地いいっスからね」
「イリーナぁ皆んなが帰ったあとの片付け大変なんだよ」
私は周囲に散らばる、ザックスの飛ばした種型のおつまみを見て、ため息が溢れた。
そんな私の気持ちには構わず、イリーナも顔を酒で赤くしながらも、また新しい缶に手を伸ばす。
「そーいえばルード!明日俺達何時にジュノンだ?」
「6時だ」
「したら今日も、ここから出勤だな、と。」
…またここから出勤のようですねぇ、、
レノとルードは持っていた酒缶を互いにぶつけ、言葉にしない『オツカレサマ』を伝え合う。
「クラウドとザックスは明日昼までいるの?」
私はソファーで飲むクラウドに話しかければ、クラウドは無表情で酒缶を開け始めた。
「いや、俺達も明日早い」
「じゃあ明日は皆んな6時には起きないとね!」
私は充電器と繋がっている端末をに手を伸ばし、アラームをセットさせる。
「まだ21時だし、飲もうぜ?」
「「「了解〜」」」