□新製品*裏
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「…ハァ…ッ…レノっ…」




「…ななし、中に出すぞ…っと、」


「ん…っ、ァァっ!!!」




レノは全ての欲を吐き出すと、ぐったりとななしの上に倒れ込んだ。



「んん……レノ、重い…」


「あー。…すげぇ燃えた…。暑いな」


下敷きになってしまったななしに、トントンと胸板を叩かれ


レノは汗ばんだ身体を起こしベッドサイドのティッシュに手を伸ばした。



「くそ、届かねー。まぁホテルのシーツだから汚してもいいか」



「えぇ〜」



「…じゃぁずっと俺と繋がってるか?…今抜いたら多分かなり溢れるぞ、と」




ラブホは精子で汚すもんだろ、とニヤリと笑うレノにななしはため息をついた。



事を終え、ベッドの中で手を繋いだままピロートークと名の休息をとるレノとななしに一本の連絡が入り込んむ。



「ゲ……ツォンさんからだ…。。」



レノがスピーカーにした端末から聞こえた主任、ツォンの声にレノとななしは身震いをする。



『……レノ、ななし。お前達、任務中に、そんなところで何をしてる』



(なんで俺たちが一緒にいるの、バレてんだ…?)


『お前達…そのような関係になっていたんだな』


まるで今この場にいるかのような会話に、焦りを隠せない2人、ななしも流石にこれはまずい…と、身体を隠しながらレノに身を寄せたその時


コツコツと足音が聞こえたと同時に、部屋の扉が勢いよく開かれた。



「!???」




レノとななしが全裸で抱き合うベッドの前に、ツォンとイリーナが現れたのだった。





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