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□レノの恋 2
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「なぁななし、今日空いてるか？」
バッタリ会ったエレベーターの中で
レノに今日の予定を聞かれた
それだけで幸せだったのに
「もしななしが嫌じゃなきゃ…俺とデートしてくれよ、と」
思いがけないレノからの誘いで
私は嬉しさで、涙が溢れてきた
「あ、いやだったか…？」
「違う！！…私、ずっとレノの事好きだったの」
嬉しくて涙が溢れる私の言葉に
レノもびっくりしたのか、私を優しく抱き寄せてきた
「俺も嬉しいぞ、と。ずっと俺もななしの事が好きだった…」
目を合わせるだけで
恥ずかしい気持ちと
嬉しい気持ちが沢山溢れ出て
私達はエレベーターの中で
キスをしてしまいました。
他のフロアに着いているのも構わず抱擁とキスを繰り返したから、その日のうちに神羅中に噂は広まりました。。