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□第一印象 3
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「なぁ、レノ。お前最近ななしちゃんと良くいるじゃん、俺のこと紹介してくれよ」
ソルジャークラス1stのザックスは俺に何度も同じ事を言いやがる
その度に勝手に口説いてろ、と返してはいるが、どうも上手くいかないらしく俺が助ける事になった。
そして昼休憩
「ななし、昼飯いくぞ、と」
いつもの様にななしを誘い出すと、横でイリーナが私も奢ってくださーいなんて騒ぎ出すが無視だ、無視
あとは食堂で飯を注文し、ザックスの偶然を装った登場を待つだけだ
「レノ先輩いつもご馳走さまございます」
「気にしないで食えよ、と」
そんな他愛もない会話をしていた所にアイツがやってきた
「よぉ、レノとななしちゃん!」
ザックスの野郎、随分と気合入れた髪のセットだな。たかがななし如きでそんな気合い入れる必要あるか?
俺にはザックスが、餌を目の前にした子犬のようにしか見えなかった
「ななし、こいつは俺の友人なんだ、どーしてもお前と連絡先交換したいらしいから、交換してやれよ」
「ななしちゃん彼氏いるとか?いないなら連絡交換してよ」
ななしは昼飯の唐揚げを頬張りながらザックスを見て、首を横に振った。
随分とガードが固い女だ
仕方ないな、と
「おい、ななし。連絡先ぐらいいいだろ。もう極秘の護衛でも何でもねぇだろ?」
俺は半ば強引にななしとザックスを近づけてやった。
この事がきっかけで、2人は付き合うようになったが。
のちに俺はこの自分の行動を後悔する羽目にあう、、、