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□第一印象 4
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「お前最近浮かれてねぇか、と」
俺はザックスと付き合い始め、楽しそうなななしに嫌味を垂れていた
「そう見えてしまうなら、すいません」
俺に対して冷めたその態度が、さらに俺の頭に血が上って行く原因だ。
「お前みてぇな女、よくザックスも選んだよなぁ」
任務中にも関わらず、皮肉に笑いながらななしの顔を見ると、不機嫌そうに俺を睨んでやがった。
俺は…
ザックスの前でだけ可愛い顔見せるのが許せないだけ
俺に対して『ザックスは先輩と違って優しんです！』なんて、歯向かうななしだが
俺は自分自身もななし対し、優しくしているつもりでいたから余計に腹立たしかった。
「俺はザックスよりも優しいぞ、と 。」
「や、…！！」
強引にななしを抱き寄せ、耳元で囁いてやれば、耳まで真っ赤にして照れてやがった。
この頃から俺はななしを自分の女にして、自分だけを見てほしいと思うようになり、
ザックスの女と知りながら、何度もしつこくちょっかいをかけるようになっていた
好きな女は苛めたくなるってゆーやつか？