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□告白*激裏
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ビルに入ってすぐに受付の女に近づき、ザックスの情報を吐かせた
女なんて俺の顔を見れば何でも言う通りにする
だからザックスが何階のどこで飲んでいるかなんて秒でわかる。
『秘密の話なんですが、ザックスさんなら、35階の個室のバーとなりますよ』
受付の女は『レノさんのためなら教えちゃいます』なんて付け足して来やがったが、今はそれどころじゃねぇ
35階の個室バーだぁ????
………最悪だぞ、と
あそこは夜景みれるし
雰囲気も暗いし
個室だし
全ての条件はクリアしてる
ヤることなんてひとつしかないだろ
ザックス
お前マジで殺す
俺はザックスとななしを探すため個室の扉を片っ端から蹴り飛ばしていく。
小上がりの個室で飲んでるのは男女のカップルしかいない
そして普通に飲んでる人もいれば
大半は卑猥な行為をしている
そんなカップルを見た俺はななしがザックスにやられてる事しか頭に浮かばなくなり、怒りも頂点へと達した。
そして一際大きい個室のドアを蹴破ると、見覚えのある二人が夜景の見える景色をバックに抱き合っていた。。。
いや、正確に言うとザックスがななしを一方的に抱き締めている
俺は彼女が見てる構わず、ザックスの首を掴みあげた
「おい、ザックスてめぇどーゆことだ、と」
「よぉ!レノじゃぁぁ〜ん!」
ハイテンションなザックスは見れば酔っているのはわかった
「レノ??わぁぁあレノだぁぁ!」
「は、?」
ななしも楽しそうに酔っていて、ザックスから離れたと思うといきなり俺に抱きついた
「…ぅお? ななし…チャン??」
酔っているとはいえ、いきなり正面から抱きついてきた自分の好きな女に、嫌でも下半身が反応してしまう
「お、おい…ザックス、お前ななしになに飲ませたんだ」
ザックスから返答がない、横を向くと酔いが回ったのかアホみたいにヨダレを垂らして寝ていやがった。
「れのぉ…すき」
ななしは俺の首に手を回ししがみつく、そんな彼女を目の前に俺の理性は限界突破してしまった。