監禁

□10日目
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「留守もろくにできねぇのか!?あ?」


怒鳴り散らす男を目の前に
私は何度も同じ言葉を繰り返す



『…もう、あの部屋には戻りたくない』




そう願ったが…その漆黒の瞳は
私を許すことなく、睨み続けてきた。




リヴァイ兵長は、強引に私の身体を横に抱きかかえ、歩き始める。



道中、何も話してくれない
その無言の圧力がとても…怖かった




またあの部屋で監禁されると思うだけで、身体が小刻みに震えだす。



でも、私の身体にかけられた兵長が先程まで着ていた温もり残るジャケットだけは




……とても暖かかった。



________

___

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また…あの部屋に戻されてしまった。



部屋に入るなり、いきなり床に投げ飛ばされたが、手錠のせいで起き上がることもできない



だが、今までとは違い、目隠しがないので……あらゆる状況目でわかる



私の目に見えるのは、部屋の隅にいる血だらけのエレンと、


そして、ソファーで脚をくみ、座る兵長



きっとエレンは私が脱走したから殴られたに違いない……


私が見つめる中、エレンはまた頭を下げ続けていた。



「リヴァイ兵長!!す、すいません」


口元の血を拭いながら、何度も謝る彼を目の前に、リヴァイ兵長は表情一つ変えない




冷酷……いや 残酷…だ…。




この男…リヴァイ兵長は本当に何がしたいのだろうか、同僚に暴力までするなんて……。。


ーーーー



「…エレンよ、お前は帰れ」



「あ、でも…オレのせいで…」




「いいから帰れってんだ!これからこいつの躾をする、ガキは出て行け」




エレンを怒鳴り散らした彼は…相当焦っている、そんな気もした。




ソファーから立ち上がった兵長は私の腕を無理矢理掴み上げ、ベッドに投げた押す


…そして私を見つめ、顔をしかめる。



「なぁ名無しさん、何故俺から逃げる?」




兵長は裸の私にのし掛かりジリジリと攻めてくる


その目は途轍もない形相で
私は恐怖でまともに、声もでない


…初めて巨人を見たあの時より……調査兵団への決意を決めたあの日の団長の威圧感よりも……何よりも


恐ろしい瞬間だった……。




「なぁ、3日間も待てねぇのか?どうなんだ名無しさんよ」



「……ご、ごめんなさい」




「俺は謝れ何て言ってねぇ。お前が逃げる理由を聞いているんだ」



リヴァイ兵長は私を睨む
その視線は…決して反らさない


……まるで子供や動物を躾をする親のような……いや…蛇に睨まれた蛙といも言える、そんな状態が続いていた。




でも私は、負けたくない



私は震える拳を握りしめ
思いをぶつける決意をする



「……リ…ヴァイ兵長、ごめんなさい、でもやっぱり、理由もなく監禁するのなんておかしいです!!」


私も真上にいる兵長の視線から目を離さずに、最後まで話を続けた。


しかし……



「俺に逆らうお前も普通じゃねぇな」



そう言うと同時に、リヴァイ兵長の長い指は私の脚を開き、秘部まで下がってきた


そしてその私の下の割れ目を無理やり開かせ、二本の指が突き刺さり



膣壁を擦られれば、脊髄や全身神経、脳まで痺れのように震える快感が伝わってきた




______ぐちゅり… ヌプッ





「ぁああっ 、やだ…っ、ぁっ」



「は、俺から逃げたワリにはひく付いてるじゃねぇか」



くちゅ、くちゅ、と卑猥な音が部屋に響き渡り、掻き混ぜられて、嫌なのに感じてしまう。



もう……何がなんだか分からない


なぜ、リヴァイ兵長



貴方はなぜ、
こんなことをするのですか?……


私は、あなたに何かしました?…



わけもわからない
この状況のなか、私の頬を涙が伝う。




「後ろ向け」




「…、無理、です」


……私の拒否の言葉なんて、当然聞き入れてくれる筈などない。



「いいから向け!脚、閉じてろ」



「な、にを!?やぁああ!!!」




リヴァイ兵長は私の脚を閉じさせ
その腿の隙間に反勃った自身を突き刺した



入れられてしまう……
そう思っていたから、驚いた




「安心しろ、入れねぇから。、」




リヴァイ兵長が私に
行ったのは、いわゆる素股だ。



なぜ此処までして、中に入れない?
男ならこの状況では入れるでしょ、普通



そんな事を考えていたが



私の閉じた脚の隙間に兵長の硬く熱いそれが何度も何度も行き来する




そして兵長の刺激してくる手は止まらず、私は快感の頂点に達し、意識を手放した。






「ぁぁあっ…ん、っぁっ…ぃぁあ」





「…ッ…ハっ、……糞っ」





兵長の白い熱い液が
私の体にふりかかる





そしてそのままの状態で私は
眠りに付いた。

___________________________



夢かは分からないが


果てる前に、耳元で
リヴァイ兵長はこう言った気がした…



『なぁ…頼むから、俺から…逃げるなよ…』

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