□相棒の悩み*裏
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……相棒








ルードの相棒のレノは、同僚であるななしと付き合って2年が経とうとしていた。



そんな相棒に対して一つの不満があった。











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「……んぁ…れ、の」





「なーんだ、とななしチャン」




「‥ぁ、ん」




「ココ、気持ちいんだろ?」




仮眠室に響き渡るやらしい音と二人の吐息が混じった声。


2人は隣のベッドに休んでいる人がいようがお構いなしに行為を進めていく




たまたま隣にいるルードは昨夜の21時間に及ぶ、潜入捜査の疲れから、横になったばかりだった。





隣で寝ているのを知っていてこんな事をしているのか?、と思う程大胆であり、ルードは耳を抑え何度も寝返りを打っていた。





「レノ‥隣、誰‥か、いるよ」



「気にすんな、どうせルードだろ」



ルードの布団寝返る音でななしは気にした様子をみせるが、



そんな事とお構いなしのレノは『それよりこの手邪魔くさいぞ、と』なんて言い、行為を進めていった。



ルードは、相棒とななしが行為を進めるその横のベッドで、なんとか気にせず寝ようと試みる…




が……。




やはり薄い仕切りでは、聞きたくもない音や声まで、一つ一つ鮮明に聴こえてくる。







「あぁッ」



「声でかいぞ、と」





「だってレノが……」



「ななしはここが好きだもんな」




クスクスと二人は楽しそうに行為を進めていく。




何度もオフィスに戻ろうと思ったが、なかなかタイミングが掴めず、ルードは眉間にシワを寄せる



「ほら、気持ちいいだろ?」



「ん…ぁっ……」



「あんま声だすなよ、と…」





「レノ…は…やく……きて…」





「ん?何を入れてほしいんだ?」








聞きたくもない相棒の甘い囁きと同僚のななしの甘い声は聞こえてくる



やはり相棒であっても流石に行為の声など、リアルに聞きたくはないものだ





何度も体がぶつかり合う音が続く中






ルードは布団を深く被った。




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