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「エレーーーーン!!!」




「あ?名無しさんか、どうした?」





「はいっ」




私は手作りのチョコを
同期のエレンに手渡した







‥…が








「え、俺チョコ好きじゃねぇ、おいジャン!!これやるよっ」





なんて言いだしたと思った次の瞬間



綺麗にラッピングされたチョコがキラキラと宙を舞い、すっぽりとジャンの手の中に収まってしまった







「、、ひ、どい。もうエレンなんて、、大嫌い!!!!!!!!!!!!」




「おい!!名無しさんっ」








私は涙を貯めながらその場を後にした。










「なんだアイツ…」






「エレン、お前サイテー野郎だな。」






ジャンもエレンを鼻で笑い飛ばし、貰ったチョコを持ってエレンの前から去ってゆく




「なんで俺が最低なんだよ。」




1人になったエレンは何故自分が最低なのか、何故、大嫌いなんて言われたのか考えるが、検討もつかないのだった
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