スパイダーネット

□第3章
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ピッピッピ、ピッピッ
「ふぁー、朝ご飯朝ご飯」
いつものように朝ご飯を作りお弁当を作り制服に着替える。
「行って来まーす!」
紫音は誰もいない部屋に少し小さな声で言った。
カギを閉めて駅について電車に乗り学校についた時後ろから話かけられた。
「三神さん!」
振り返ると黒子君がたっていた。
「おはよう!黒子君」
「おはようございます。三神さん」
「紫音でいいよ!」
「じゃあ僕もみんな見たいに呼んでください。」
「分かった!じゃあ...テツくん!」
「いいですよ。」
「今日のメニューいつものやつ+プールだったよね。」
「そうですか...」
「プール嫌いな?のてかちゃんと水着ある?」
「嫌いじゃないのですが、あまり泳げないので。後、水着はいつも持ってきてるので。」
「そうなんだ。後、嫌ならいいけど放課後残って教えてあげようか?」
「いいんですか!」
テツくんは目を輝かしながらそう言った。
              ↓お昼ご飯
「うわー!紫音ちゃんのお弁当美味しそう!
いいなー黄瀬君はこんなお弁当毎日作ってくれるなんて。」
「一口いる?」
私はそう言って自分のお弁当を差し出した。
「えっ!いいの!」
コクりと私は頷いた。
そして友達が卵焼きを口のなかに入れる。
「おいひい!」
「良かった。」
「し・お・んー!」
後ろからりょうちゃんが抱きついてくる。
「りょうちゃん!?
どうしたの?」
「お弁当ちょうだい!」
「渡したお弁当は?」
「青峰っちに取られたっす!」
「仕方ないなー、ハイ。」
私は残りのお弁当を渡した。
「お箸そのまま使うの!?」
友達がそう言った。
「うん、どうして?」
私は頭にハテナをいっぱい浮かべた。
「だって間接キスだよ!」
友達は小声でそう言った。
「だって間接もなにも血が繋がってるし。」
「でも...」
「後、モデルとかアイドルやってたら、間接キスなんて日常茶飯事だよ。」
「そうなんだ。」
「僕も話に入れて下さいっす!」
「ごめん。今日無理だから、りょうちゃん明日バスケ部のみんなでご飯食べに来ていいから。」
「マジ!じゃあみんなに言って来るっす!」
      キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
(体育館、体育館と)
「こんにちは!」
案外大きな声で挨拶した。
「「「こんちわー」」」
「テツくんいる?」
「ここにいます。」
「ちょっと来て!」
はしの方にいたテツくんを呼んだ。
「今日練習終わったらプール前集合ね!」
「ハイ。分かりました。」
「じゃあ練習戻って。」
「ハイ。」
そう言ってテツくんは走って元の場所に戻った。
休憩時間になりみんなスポーツドリンクを求めて歩いてくる。
そして蜂蜜レモン?らしき物をみんなに出しているももちゃん(桃井 さっき(モモイ サツキ))がいた。
「ももちゃんそれ蜂蜜レモン?」
「うん!」
「どうして輪切りにしたないの?」
「えっ!しなくてもいいかなぁーって」
「ダメだよ!じゃあ私が明日から作ってくるよ!」
「「マジスッか!」」「「よっしゃー!」」
「みんななんかひどい!」
「まあまあももちゃん落ち着いて!」
「うーっ!」
「みんな休憩終了」
みんなが練習に戻っていく
          ↓練習が終わり
(テツくんだ‼)
「テツくん!
待った?先生に呼び出しくらっちゃって!」
私はそういいながら苦笑いした。
(テツくんが少し顔を赤くしたように見えたが気のせいかな。)
水着に着替えて更衣室から出るとテツくんはプールの方を見ていた。
「お待たせー!」
テツくんは驚いた顔をしてこっちを見ている。
「なんかへん?」
「嫌、そうじゃなくて...露出し過ぎじゃないですか?僕も一応男ですよ。」
「うーん、そうかな?去年の撮影でもらったやつだから
少し小さくなってるかな。」
私はタオルとスポーツドリンクをおきながらそう言った。
「そうですよ、お腹とか足とか...」
「そりゃビキニだからね。それよりも早く練習しよ!」
少し早歩きでテツくんの所に行ったとき足元を滑らせて、テツくんの胸の中に飛び込んでしまった。
「ご、ごめん!すぐ離れるから。」
「ちょっと待ってください。けがしてないですか?」
「うん。大丈夫だよ!ありがとう!あっ早く練習しなきゃ!」
「いいですよ。そうですね、後、1時間位まで練習できますね。」
「うん!」
そう言って私はプールに飛び込んだ。
バッシャーン
「テツくんも早く入って!」
「あっ、ハイ。飛び込み上手いですね。」
そう言ってテツくんはプールに飛び込んだ。
バッチャーン
「だ、大丈夫!?」
「ハイ。お腹が少し痛いですが...」
テツくんがお腹を赤くしてそう言った。
               ↓一時間後
「そうそうそう!大分と泳げるようになったね!」
「ハイ。ありがとうございます。」
「じゃあもうすぐ閉めないといけないから、着替えにいこか!」
すると後ろから手をひっぱられ抱きつかれる。
「もう少し二人でいたいです。」
「えっ!でもカギかけないと...」
「分かりました、でも...」
って言いながら私のでこにキスをした。
「えっ?」
「これぐらい許してください!」
「は、ハイ。」
テツくんが急に大きい声を出したので、びっくりしていた。
そのままテツくんは更衣室に入って行った。
私も着替えてカギを閉めてカギを返しに行った。
一人で歩いていたら後ろからテツくんが走ってくる。
「テツくん?先帰ったんじゃないの?」
「僕先に帰るなんて言ってません。」
「あっそっか!明日金曜日だ!やったー!」
「そんなに嬉しいですか?」
「うん!明日グラビア撮影の時にりょうちゃんに会えるから。」
「黄瀬君に会うのが楽しいんですか?」
「うん、だって気が楽だから。」
「そうですか...」
「私の家ここだよ!」
「大きいですね!」
そこには大きな三階建ての家がたっていた
「一階がりょうちゃんの所で二階が私の所で三階がママとパパの所」
「すごいですね...」
「そぉ?あっ晩ごはんの用意しなきゃ!じゃあね!バイバイ」
「でわ、さようなら。」
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