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□泡沫の華 1
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ガツンッッッ

?「オラオラオラァッ‼もっと気合い入れろぉ!」
 
瀞霊廷護廷十三隊の十一番隊の稽古場で大きな音が響く。

弓親「一角、少しは休憩したら?」
一角「ぁあ?休憩も何もこいつらの相手しても全然腹の足しにもなんねぇよ。无はどうした?」
弓親「書類仕事だよ。一角がためたね」
一角「あ...。uu」
 
黙る一角。そもそもこの班目一角だけでなく、十一番隊の者たちは戦闘好きの荒くれ集団である。書類仕事ができるかのは数人だ。

一角「.....〜だぁぁっ!んなこたぁ関係ねぇ!連れて来んぞっ。」
弓親「はぁ。」




稽古場から離れて十一番隊執務室。
黙々と書類を片付けていく无の姿。

「はぁ。何でこんなにたまってるんだ。uu」

やってもやっても減らない紙の山を見て遠い目をする无。

ダダダダダダダダッッ

「ん?」
バンッッ「无っ‼稽古するぞぉっ‼」
「一角さん、あなたのめは飾りですか?私今何やっているかわかりませんか?(怒)」
一角「んなもん後でもできんだろうが。」
「できないから今やっているんです‼これだって今日締切なんですよ‼」
弓親「无も少し休んだら?お茶持ってきたよ。」
「ありがとうございます、弓親さん。」


一角と无が言い争い、仲裁に弓親が入る。普段は、ここに副隊長の草鹿やちるが入り、隊長の更木剣八が「うるせぇ。」とぼやくのだが、今日はいないようだ。
そんないつもの日常をすごしていた。
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