□LiE -FragmenT-
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必死にかき集めた嘘が
そろそろ100個目を迎える
手を叩いて拍手する自分がいて
いつからそうなったんだ

問い問われて僕の心は
閉じ篭ってしまった僕がいる
封鎖されて空がまともに見れない
いつからそうなったんだ

見付かった心の欠片は
踏まれ過ぎて割れてた
荒んだ景色からは何も選れない
指の隙間から覗いてみた景色は
丸型の切り取った景色だった

もう痛いよ 許されないよ
こうなる事を恐れてこうなったんだ
もう分かんないよ 駄目だよ
助けて助けられなかった自分から
嘘が飛び交っていった
無茶してる僕が全部悪い
目の前が見えなくなったのは
きっと僕が見た景色のせい

躓いてこけて荒んで選んだ
「この僕は僕だ」
自分が選んだ鳥篭から抜け出して
自分が走った道を繰り返して
見つけた欠片を全部食べて
もう 願ったんだ想ったんだ
嘘がこびり付いた僕の服は
洗濯機で洗えば済むさ さあ
こっから立ち上がれ
叫んだ左手から零れ落ちた
この手は光への道標

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