花園

□美乃くんの恋愛事情##02
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「…そんでぇー、朝から女助けてやった訳。」

ちなみに今はお昼休みだったりする。
俺はヒート相手に盛大にグチっていた。

「しかし、随分立派なことをしたな。」

あ、ヒートに褒められた。
あー、あの女子生徒、気になる。
だって、見た目すんげー俺好みだったんだもん。お肌ぷるぷるだったし。
あ、こーゆー事は情報通に聞いてみよう。

「琢磨〜、俺好みの女って学内に何人いる?」

「えっ俺に聞くの?…多分一人だなぁ…3年の名無しさん先輩。」

あー、名無しさんて聞いたことあるような…

「周りの話によると、すんげーおとなしくて、男性恐怖症気味なんだって。


「サンキュー、ちょっと行ってくる☆」

「だからその子、男性恐怖症だって…聞いてないよ…otz」

残された一同は、名無しさんのことを不憫に思った。




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