異世界への扉

□2月14日
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『できた!!じゃぁ、早速ラッピングして、配りに行こう』






『まずは、、


星宿ー!!』



バタバタと部屋に乱入する。
部屋では星宿が仕事をしていた。



『あ。お邪魔、でしたか…?』



星「いや、丁度ひと段落ついたところだ。どうした?」



『あ、あのねっ今日、2月14日でしょ?』


星「あぁ…それがどうかしたのか?」


『…あ、(そっか、こっちの世界ではまだバレンタインなんてないのか…うっかりしてた)

ま、いいや』


星「…明日香?」


『はい、これ!!』


星「なんだ?」


『うーん…プレゼントとうか、日頃お世話になってるお礼?』


星「開けても良いか?」


『うん!!』



星「…」


『形とか、上手くできてないけど、、』


星「明日香、これは一体なんだ?」


『チョコレートだよ?』


星「ちょこれーと?」


『美味しいよ。食べてみて!!』


星「あ、あぁ…」


「陛下!!まず我々が毒見をっ」


『毒見って、、』


星「よい。明日香が毒など盛るはずない」


『もう…』



膨れる明日香。
星宿は躊躇せず一つ口に入れた。



星「っ!!う、、」


「陛下!!」


星「うまい!!」


『ホント!?』


星「あぁ、口の中て溶ける。こんなものは初めてだ。」


『喜んでもらえて良かった!!それじゃ、お仕事頑張ってね!!』






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