異世界への扉
□あなたの幸せ願う
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明日、朱雀を召喚する。
そしたら、本当にお別れだよ。柳宿。
『…柳宿。美朱何願うと思う?』
柳「美朱のことだから美味しいものたくさん食べるとかじゃないの?」
『そうだね、、』
私の隣には、いつも彼がいてくれた。
死んでからもずっとそばで守ってくれた。
柳宿が死んだとき、本当に絶望的で泣いても泣いても涙が止まらなかった。
だけど、幽霊としてまた隣に来てくれて、すごく嬉しかった。
だから、彼に恩返しがしたい。
私の力ではできないけど、せめてものお礼に、、
柳宿が翼宿と話してる時をみて、美朱に話に行った。
コンコン
美「はぁい」
『美朱、ちょっといいかな』
美「明日香?どーぞ」
美「どうしたの?」
『…いよいよ明日だね、朱雀召喚。』
美「うん!!なんだか緊張するな。柳宿の為にも頑張らなきゃね」
『うん』
美「…ごめんね、明日香」
『え?』
美「柳宿、、」
『…美朱が、謝ることないよ。柳宿は七星士として巫女を守ったんだから。誇りに思うよ』
美「明日香…」
『美朱、朱雀に何願うの?』
美「…一つ目は明日香を元の世界に返すこと、二つ目は私のことだけど、鬼宿と一緒になること、、三つ目は…まだ決まってないんだ。」
『…じゃぁ、美朱にお願いがあるんだけど。美朱にしか頼めないの』
美「なに?」
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