東方八百万屋

□とある作者の幻想交錯(ミステイックコラボレーション){四章}
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こころ[ここだよ]

垣根「うお、超でけぇ!!」

こころ[うん、人里で二番目に大きい・・・・と思う]

こころがまぁまぁ曖昧な説明をしてるときにメガホン×10位の大きさの挨拶が聞こえた。

???[おはよーございまーーーーす!!!!!!!!!!!]

垣根「わっ、びっくりした。元気いいなぁ!」

突然の大声に一瞬驚いた垣根は感心した後、挨拶を返した。

…さっきの人の3倍増しの大声で。

垣根「おはよーう!!!!!!!!!」

響子[おはよーございまーーーーす!!!!!!!!!!!あなた挨拶がいいですね‼私は幽谷響子(かそだにきょうこ)って言いまーーーーす!!!!!!!!!!!あなたの名前は何ですかーーーー‼]

響子も負けずとさっきの垣根の五倍の声で会話をする。
しかし、競争心を刺激された垣根は、さら に響子の6倍で叫び返す。

垣根「お前もいい挨拶だなぁぁぁぁ!!!!!俺の名は垣根帝督っ!!!学園都市の超能力者だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

響子もまた、競争心をくすぐられたのか、さらに倍にして返答する。

響子[垣根さんーーーー‼ですねーーーー!!!!!!!!!!!覚えまーした!!!!!!!!!!!]

垣根「俺はお前が気に入ったぁぁぁぁぁ!!!!!!挨拶がちゃんとできる奴はいいやつだからなぁぁぁぁ!!!!!!!!親しみを込めて、ていとくんと呼んでくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

さらに倍にして返す垣根。

響子[わーかーりーまーしーたー!!!!!!!!!!!ていとくんーー!!!!!!!!!!!]

響子また負けずと、倍にして返していると。
耳を塞いでいたこころが、鬼のお面を被り、薙刀を取り出した。

こ ころ[うるさい・・・・・]

垣根「おおっ!!何そのお面かっけぇな!!!」

うるさいと言われてやめるようなら常識が通用しないなんて言わない。垣根はこころの苦情を聞かず、さっきと同じ声量でこころのお面をほめた。

こころ[・・・・・・・・・・]

こころはあきれたのか怒っているのか、無言で薙刀のみねをていとくんの頭に直撃させる。

垣根「ぎゃっ!いってぇ、お面褒めただけなのに…。」

こころ[・・・・・・・・・]

こころは垣根の言葉を右から左に流した。

響子[ていとくん、こころちゃんは表情が顔にでないからお面で表情を表す子なんだよ。そしてあのお面は『怒り』を表すおめんなの、これでこころちゃんが何でていとくんを叩いたかわかる?]

垣根「なるほど、 それは悪かった。すまん。しかし、そんなにうるさかったかなぁ…?」

こころ[凄いうるさかった・・・・]

お面を外しながらこころは言った。

垣根「マジか。次からは気を付けるよ。」

ちょっぴりシュンとなっていう垣根。彼にしては珍しく反省してるようだ。

こころ[仏の顔も三度まで・・・って神子(みこ)が言ってた、だから許す]

といってていとくんを見つめる。

垣根「みこ…?」

???[あーあー、ちょっといいかなキミたち・・・・]

奥からネズミのような姿の女の子があらわれた。
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