東方八百万屋

□休暇の正しい使い方、一日目
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博麗神社にて

健[ハロー‼]

いきなりだがホバーボードを全速力にしたまんま挨拶‼・・・てか止まれる気がしないwwなので近くの木にでも激突するしかないかな?

健[てなわけでドーン‼]

???[ぐぇ!?]

え?何かが高速で飛来してきたんだけど?何か羽の生えた黒髪の少女が・・・なに?幻想郷って少女が高速で飛ぶもんなの?

健[すまんすまん、ケガ無いか?]

生まれてこのかた女の手など握ったことない俺の初体験が飛来した少女に手を差し伸べるっていう。

???[痛いですよ‼まぁ、途端で体を捻ったんで怪我は無いですけど]

霊夢[射命丸文、柏木健、こっちを見なさい?]

文[なんでしょう?]

健[あー・・・ヤベ・・・]

俺にはすぐにわかった・・・恐らくだが俺がフルスピードで飛んでたのと射命丸が飛んでたときの風が全て縁側でお茶をしていた霊夢に向かっていったんだと、理解した。そして俺の取る行動は一つ‼

健[いやぁ、俺止まれないから近くの木を狙って激突して止まろうとしてたから無関係かな?]

レベルMAXの言い訳スキルを発動‼

文[え?ちょっとぉ!?]

霊夢[本当?健?]

健[もちろんさぁ‼]

柏木は嬉しくなると(言い訳を)ついやっちゃうんだ‼

霊夢[なるほど、あんたの言い訳は確かに凄いわね]

健[なん・・・だと・・・]

俺のレベルMAXの言い訳が通じてない!?

霊夢[しかもそれだと文にぶつからなかった場合敷地の木をへし折る事になるわね]

まぁそのつもりで木をめがけたんだけど・・・

健[しょうがない、俺の取って置きの技を見せてやる・・・]ゴゴゴゴゴ

霊夢[なに?やるっ言うの?]

健[見せてやる、家族(主に弟)に散々酷い目に合わされた中で会得した必殺技を‼]

俺は咄嗟にスペルカードを取りだし詠唱。

健[スペカ発動‼謝罪「The 土下座」]

霊夢[なっ!?身体が動かない‼]

健[そのThe 土下座は棄てるプライドが多ければ多いほど相手の身体を強く、そして長く動かなくするんだ‼]

ちなみに俺が三十秒で思い付いたスペカなこれwww

霊夢[てか拘束してどうするのよ?]

健[いや、殺されそうな勢いだったから動き封じただけです要するに特に意味はない]

あえて言うならスペカを試してみた。

霊夢[てかこの程度すぐに解けるし]

ふんっ、と解きやがった。

健[そう言えばこいつ人間によくにた何かだもんな・・・いや本当にごめん、だから会うたびに左助と右助を犠牲にしないでください死んでしまいます]

このとき、健が無意識のうちに取っていたのは☆土☆下☆座☆霊夢に土下座するその姿は人間と人間に良く似た何かの力の差を表していた。

霊夢[まぁ今日は気分がいいしそんなことしないわよ]

健[ありがとおございまあすぅぅぅぅぅ‼]

文[私空気ですね]

健[あ、完全に忘れてた]

霊夢[ああ、なんだまだ居たんだ文]

文[あやややや、これは酷い]

健[てか何で羽生えてんの?]

文[まぁ私烏天狗ですから]

健[烏ってことはお前、生ゴミ漁るのか?]

文[下等な烏と一緒にしないでください、ちゃんとした食事を取りますから私]

霊夢[いくらかお賽銭が乏しい私でも生ゴミは漁らないわよ?]

文[何でこっち見て言うんですか!?]

やっぱりお賽銭が乏しいのな。

文[それより健さん‼取材を受けてくれないですか?]

健[え?別に構わんが俺に特ある?]

文[幻想郷を案内します、これでどうでしょうか?]

健[あー、なんつうかナイスタイミング‼俺もちょっと巡ろうかなっと思ってた所だったし]

文[そうですか、なら交渉成立ですね‼それじゃあまず一つ目の質問・・・]

このあともひたすら質問を受けていた。んで三日目に幻想郷巡ろうかって話になった。休暇一日目は特に何も無かった。

あ、あえて言うなら霊夢は人間じゃない説が強くなった・・・おや?誰か来たようだ?






















(このあとはご想像にお任せしますw)
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