神獣と銀狐さま

□極楽満月の日常
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ここは桃源郷。そしてそこには一件の薬局があり、名は極楽満月である。この極楽満月には数匹以上の兎と1人の人間、そして2人の神獣が住んでいる

『…ふぅ、仙桃はこれくらいで良いかな?』

「そうですね、では白澤様の許へ戻りましょうか」

『はい!!』ニコッ

「っ!?///(やっぱりいつ見ても美月さんは可愛いなぁ)」

と、彼女の笑顔に癒されていると…

『?どうしました、桃タローさん』

「えっ!?い、いえ何でもないです!!」

『そうですか?なら、良いですが…』




『白澤様、仙桃収穫して参りました』

「ありがとう〜、美月ちゃん!!そしてお疲れ様♪」

『いえ、白澤様のお役に立てて嬉しいです』

「もう、またそんな可愛い事言って…ってあれ?桃タロー君は?」

『あぁ、桃タローさんでしたら何やら急用を思い出された様で、少しの間地獄に行くと仰ってました』

「そっか(こりゃ僕、気遣われちゃったかな?)」

『あの、白澤様?』

「ねぇ、美月ちゃん」

『はい、何でしょう?』

「…僕には敬語や様付けは無しって言ったの、覚えてる?」

『えっ!?あ、えと…ごめん;;』

「クスはい、良く出来ました。そんな可愛い美月ちゃんには、ご褒美あげないとね♪」

『ご褒美?』

「うん、今作るから待ってて」






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