神獣と銀狐さま
□極楽満月の日常
1ページ/4ページ
ここは桃源郷。そしてそこには一件の薬局があり、名は極楽満月である。この極楽満月には数匹以上の兎と1人の人間、そして2人の神獣が住んでいる
『…ふぅ、仙桃はこれくらいで良いかな?』
「そうですね、では白澤様の許へ戻りましょうか」
『はい!!』ニコッ
「っ!?///(やっぱりいつ見ても美月さんは可愛いなぁ)」
と、彼女の笑顔に癒されていると…
『?どうしました、桃タローさん』
「えっ!?い、いえ何でもないです!!」
『そうですか?なら、良いですが…』
・
・
・
『白澤様、仙桃収穫して参りました』
「ありがとう〜、美月ちゃん!!そしてお疲れ様♪」
『いえ、白澤様のお役に立てて嬉しいです』
「もう、またそんな可愛い事言って…ってあれ?桃タロー君は?」
『あぁ、桃タローさんでしたら何やら急用を思い出された様で、少しの間地獄に行くと仰ってました』
「そっか(こりゃ僕、気遣われちゃったかな?)」
『あの、白澤様?』
「ねぇ、美月ちゃん」
『はい、何でしょう?』
「…僕には敬語や様付けは無しって言ったの、覚えてる?」
『えっ!?あ、えと…ごめん;;』
「クスはい、良く出来ました。そんな可愛い美月ちゃんには、ご褒美あげないとね♪」
『ご褒美?』
「うん、今作るから待ってて」
・