鬼神とお狐さま
□彼女の正体
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〜翌日〜
丁は昨日､煉から聞かされた話を思い出していた
｢(まさか煉さんにそんな過去があったなんて､少し驚きですね)｣
『おはよう､丁君♪』
｢(ですが他言無用と言われたからには､しっかりと守らなければ…)｣
『丁君？』
｢(そう言えば､昨日会ったあの人は結局何だったんでしょう？確か“白澤"さんだった気が…)｣
中々返事をしない丁に美桜はある行動に出た｡それは…
｢…美桜さん､何してるんですか？(顔が近い///)｣
『何って､丁君が散々私の事を無視するからこうやってほっぺに手を当ててるの』
｢別に無視していた訳では無いんですが…すみません｣
『ｸｽいいよ､きっと何か考え事してたんでしょ？』
｢まぁ､はい｡美桜さん､一つ良いですか？｣
『ん？どうしたの？』
｢…いつまでこの状態なんですか？(そろそろ手を離して貰わないと､それに顔も)｣
『え？あ､ごめんね!?…私にこうされるの､嫌？丁君』
｢っ!?///｣
何ですか!?この可愛い生き物は!!by丁
｢…美桜さん､それ必ず他の人にやってはダメですよ｣
『う､うん？わかった』
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