七つ子の夢・Ⅰ
□登場人物
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名前：ウィスタリア・ラズワルド
愛称：ウィル
年齢：19
身長：163cm
クラス：パン屋の娘
白に近い銀髪、青金石色の瞳で綺麗な容姿をしている。
武器は両腕に装備されている特殊合金製のワイヤーで、先端に錨が付いている。本来は二刀流の剣士。剣を背中に装備し、服で隠している。武醒魔導器は左手首のブレスレット。
下町育ち。ユーリ、フレンとは幼なじみ。二人の妹分的な存在。
性格は優しく温厚。感情的になりやすい面もある。気分屋。
父親の友人であるパン屋の店主夫婦のところに居候している。不器用だが料理は人並みに出来る。パン屋なのでパン料理が得意。よく作るのはユーリや子供達のおやつのフルーツサンドなど。
父親がギルドの人間で、ウィスタリアが七歳の時に一緒に旅に出る。ただし、十歳までカプワ・トリムの救児院に預けられていた。
八年前に父親を亡くした後はドン・ホワイトホースの比護下で育ち、戦闘訓練を受ける。そのためダングレストの一部の人間から期待と羨望、そして嘲笑を込めて“ドンの秘蔵っ子”と呼ばれる。
その呼び方を嫌ってはいるものの、実際にドンの比護を受けて育った自分は恵まれた人間であると理解しており、人々の罵詈雑言を甘んじて受けている。十三歳の時ノードポリカへ行き、二年間戦士の殿堂で修行を積む。
イエガーと因縁があり、激しい憎悪を抱いている。
オリジナル技
奥義・百花繚乱
剣の切っ先に炎が宿り、無数の突きの後に十文字に斬りつけ、最後に敵に巨大な炎の花が咲く。
ルウ
ウィスタリアが飼う年齢不詳の白い雌猫。雪のような純白の毛並を持つ。
ラズ
ホースラプターの雄。
親が育児放棄し、瀕死の状態だったところをウィスタリアに助けられる。以来親代わりであるウィスタリアを慕う。
ゲルニカ・ラズワルド
ウィスタリアの父親で天を射る矢の幹部。八年前海凶の爪の動向を探っていたが、部下のミスで海凶の爪の多くの構成員を死なせてしまう。不始末の責任を取り、六人の部下と共に自刃した。
バルボス、クリントとは旧知の仲。
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