アンケート小説置き場

□欲しい
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その行為は、止む事はない……
 
 
 
 
 
「はぁっ……」
 
ベッドの上で喘ぐ少女、沢田綱吉。
こんな名だが、れっきとした女性だ。
 
「もうっ…限界ぃ……ザンザスっ」
 
ザンザス、と恋人の名を呼ぶが、ここにいるのは綱吉1人。
つまり、オナニーをしているのだ。
 
もう1週間も会ってないし、もちろんセックスもしていない。
綱吉は我慢の限界を超えていた。
 
 
 
最初はちょっと自らの胸を触るだけだったが、それだけでは物足りなくなり下半身に手を伸ばす。
胸への愛撫でソコはもうぐちょぐちょに濡れていた。
ちょん、とクリトリスを触るだけで身体が震える。
 
少し手を奥へ進めれば、いやらしく濡れている穴へと到達する。
そして我慢出来ずに指を入れる。
最初は1本、あっという間にその数は増え、3本まであっさりと飲み込んでいた。
それを中でかき回す。
 
「んっ…はぁ……」
 
それでも足りなくて。
もっと太くて大きなモノで奥を突いてほしくて、涙が出てくる。
 
 
「っく…ザンザスぅ…」
 
 
「何だ」
 
 
「っ??!!」
 
 
自分しかいないはずの部屋に、男の声がした。
動きを止めて見回してみれば、そこにはずっと待っていた彼の姿が。
 
 
「ザンザス…」
 
 
室内の暗闇と同化するように、ヴァリアーボス、ザンザスはそこに立っていた。
 
 
 
「どうして…いつから…?」
 
ベッド脇の小さな明かりはつけておいたので、こちらの姿は丸見えだった。
パジャマのズボンを膝下まで下げてその秘部に指を突っ込み、ソコからはよだれを垂らしている姿。
 
「ズボンをずり下げたあたりからか」
 
「そんな前から?!」
 
綱吉は思わず入れていた指を引き抜き、足を閉じる。
だがその秘部の内壁は、喪失感からかヒクヒクとモノ欲しそうにひくついていた。
 
 
「ずいぶん楽しんでるみてぇじゃねーか」
 
ザンザスはコートを脱ぎ捨て、ベッドに近づいてくる。
顔を見るのも1週間ぶり。
綱吉はその姿を見るだけでまたビクンと身体を震わせる。
 
「ハッ、とんだ淫乱だな」
 
そう言いながら、ザンザスは綱吉の両足を持ち上げて自分の肩にかけた。
そしてそのいやらしく濡れた秘部へと舌を這わせる。
 
「イヤッ、あぁっ……あぁぁァアアぁぁアァ!!」
 
一際大きくのけぞり、綱吉はイった。
 
 
 
 
 

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