小説1

□お隣さん
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今このアパートには大家を含め、9人の人間が住んでいる。
 
 
まず2階の端から六道骸。
高校2年生の立派な学生である。
顔は誰が見ても絶賛する程綺麗なのに、なにぶん性格と髪型に問題があった。
彼は、普段は綱吉のストーカー、たまに学生と、かなり誤った生活をしている。
 
その隣は空き部屋で、その次の部屋には中国からの留学生、イーピンが住んでいる。
中学3年生のバリバリ受験生だ。
見た目は可愛いが、かなりの拳法の使い手である。
綱吉の事を兄のように慕っている。
 
その隣には三浦ハル。
彼女は綱吉と同じ高校1年生で、綱吉に惚れている。
が、腐女子なため、その愛情が少しズレる事もしばしば。
親しい人には何かと世話をやく。
 
そしてその隣が沢田綱吉。
このアパートの癒し系とも言える存在である。
 
その隣、1番端にザンザスというのが2階の間取りであった。
 
続いて1階。
 
まず、骸の真下に笹川了平。
高校2年生のボクシング一筋な熱血男だ。
たまに妹の京子が遊びに来る。
彼女は高校1年生でハルと大の仲良し。
というか腐女子仲間である。
 
その隣、空き部屋の真下には山本武が住んでいる。
野球一筋な明るい高校1年生。
了平とはお互いにいろいろと協力し合っている。
綱吉とは普通にお友達。
 
イーピンやハル、綱吉の下はシャワールームやコインルーム、談話室などになっている。
 
最後にザンザスの真下に位置する部屋。
大家である雲雀恭弥が住んでいた。
年齢は不明だが、外見からしておそらくは学生であろう。
だが大家をしている。
短気ですぐに愛用のトンファーを取り出すが、家賃さえ払っていれば基本的に普通に接してくれる。
ただ、骸とは綱吉を取り合い仲が悪い。
 
 
と、こうしたメンバーがこのアパートに住んでいる人々だ。
かなり個性的な連中が多いが、皆若い。
その分、アパートは古いが活気に満ち溢れていた。
 
こんな狭く仲の良い住人達、ザンザスは綱吉に口止めもしていなかったので、新しい住居者が来たという話は瞬く間に広まった。
 
 
その結果―――
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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なんとも説明的・・・ι
とりあえずみんなツナ大好き。
2007.11.27
 
 
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