小話置き場

□嬉し泣き
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「オレガノさん、お誕生日おめでとうございます」
 
「お嬢様?!あ、あの…私の誕生日を覚えていて下さったので…?」
 
「当たり前じゃないですか。ずっと前から日付数えてましたよっ」
 
「っ……ありがとうございます!!私、感激です!!」
 
「また大袈裟ですね、オレガノさんは…」
 
「お嬢様に誕生日を覚えていていただいただけでなく、祝ってもいただいたんです。これ以上ない幸せです」
 
 
「……オレガノさん、私の事馬鹿にしてません?」
 
「えっ?!まさかそんな!!」
 
「だって、私が大好きな人の誕生日を忘れるわけないじゃないですか」
 
「お…お嬢様……」
 
「プレゼントはケーキを作ってみたんです。…食べてくれますか?」
 
「もちろんです!!あぁ、お嬢様…」
 
「えっ、ちょっ、何?!何でいきなり泣いてるんですか?!」
 
「だって…お嬢様が私のために……しかも手作り……っ」
 
「顔を上げて下さい。私はオレガノさんの泣き顔じゃなくて笑った顔が見たいんです」
 
「っ……は、はい、すみません」
 
 
「んじゃ、ケーキ食べに行きましょう!!」
 
「はいっ」
 
「頑張って時間かけて作ったんで、結構自信あるんですよー」
 
「っ!!お、お嬢様が私のために時間をかけて……っ」
 
「あ、ちょっとっ、また泣き出さないで下さいよ〜っ」
 
「う…嬉しくて……」
 
「わかりましたから泣き止んで下さい〜っ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
〜後書き〜
久々のガノツナ。
オレガノが誕生日だから何か書きたいな〜と思って。
短いけど…まぁいっか(ヲイ)
オレガノのキャラが崩れてます。
綱吉バカなんです。
改めて、誕生日おめでとう、オレガノ!!
2008.03.05

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