小話置き場

□我慢できなくて
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「お嬢様……」
 
オレガノはベッドで眠る彼女に覆い被さる。
見下ろすと、そこには愛しい愛しい、自分よりずっと幼い上司の可愛らしい寝顔が。
 
「お嬢様…」
 
「ん……オレガノ…さん?」
 
ベッドが揺れ、綱吉は目を覚ます。
 
「お嬢様…起きてしまわれましたか…」
 
「オレガノさん?どうしたんですか?」
 
こんな夜中に来るなんて急用なのかと慌てて起き上がろうとする綱吉だが、止められてまたベッドに寝かされた。
 
「どうしたんですか?何か急用じゃないんですか?」
 
「えぇ」
 
「じゃあ…?」
 
するとオレガノはニコッと笑い、さらに綱吉の上に覆い被さってきた。
 
「お嬢様、今おいくつでしたっけ?」
 
「え?14…ですけど……」
 
もちろん、そんな事は知っている。
自分とこんなにも年の差があるという事も。
 
それでも、止められない。
 
 
「お嬢様、申し訳ございません」
 
「へ?」
 
突然謝られ、綱吉は間抜けな声を出す。
 
「私、貴女の事をお慕いしております」
 
「……はい、私もオレガノさんが好きです」
 
「違います、そういう事ではないんです。私が言いたいのは……」
 
こういう事です、そう言い、オレガノは綱吉にそっとキスをした。
もちろん、口に。
 
「オオオレガノさん?!」
 
「お嬢様…貴女を抱きたいんです」
 
「だっ…??!!」
 
わたわたとする綱吉。
今自分の上に乗っている女性は、いつも優しくお姉さんのような彼女とは違っていた。
 
「どうしたんですか?!オレガノさんっ」
 
「こんな私は…お嫌いですか?」
 
「っ……」
 
これ以上ないくらい、せつない顔をされる。
そうすると、綱吉は首を横に振るしかなかった。
 
「私、オレガノさん大好きです、きっと誰よりも」
 
「それは…私の好きの意味が伝わったと取っていいのでしょうか」
 
 
「……はい」
 
 
「お嬢様っ」
 
オレガノは思いっきり綱吉に抱きつく。
そして顔中にキスを贈った。
 
その後、まだ軽く混乱している綱吉の子供っぽいパジャマの上から、発展途上な胸を触る。
 
「ちょっ…オレガノさん?!」
 
当然、胸など人に触られた事はない。
手を置かれただけでも恥ずかしいのに、さらに優しく揉まれて綱吉は体をよじった。
 
「逃げないで下さい…気持ちよくして差し上げますから」
 
「んっ…やぁっ……」
 
何だか変な感じ。
ムズムズっていうか、ウズウズ…とも少し違うような、今までに味わった事のない感覚。
 
綱吉は訳がわからず、ただたださせるがままだった。
 
そしてオレガノは綱吉のパジャマを一気に上まで捲し上げた。
眠る時はブラジャーを着けていない綱吉。
普段は楽でいいのだが、この時だけはそれがないのを恨めしく思った。
 
「ひぁぁっ」
 
先程までの愛撫と突然の冷気に、綱吉の胸の両飾りはツンと立っていた。
それを指の腹で優しく撫でられ、さらに甘い声が出てしまう。
 
「ふぁっ……ん…ぁん……//」
 
次の瞬間、指とは全く違う感触がきた。
 
「えっ…そんな……やぁんっ//」
 
なんと、オレガノが剥き出しの胸の突起を舌で舐め始めたのだ。
空いているもう片方は相変わらず指で擦ったり摘んだり挟んだりしている。
 
そして舐める事に満足したのか、今度は口をすぼめて吸い始めた。
 
――チゥ〜
 
「ひぅっ、はぁ…〜〜んんっ//」
 
快楽で溺れる頭で綱吉は、そんな所吸っても何も出ないのに、などとやけに冷静に考えていた。
 
だが、その少しの思考力も完全になくなりつつあった。
 
「いやぁっ//…〜〜〜んっ//」
 
吸われていた突起を、今度はカリッと軽く齧られた。
それと同時に、綱吉の体に電流のようなものが駆け巡る。
 
「ふぅ〜〜っ//っっあぁ!!」
 
ビクン、と一瞬体が強張り、すぐに力なくクタッとベッドに沈む。
 
 
「お嬢様…失礼します」
 
一言そう断りをいれると、オレガノは綱吉のパンツをずり下ろし、秘部に触れてきた。
 
「ひやぅっ//」
 
ソコはもうぐちょぐちょに濡れていて、パンツには染みが出来ていた。
 
「胸だけでイってしまいましたか?お嬢様」
 
「ふぇ…」
 
「では、いただきます」
 
そう言ったかと思うと、オレガノは綱吉のまだ濡れているソコに顔を近づけ、舐め始めた。
 
「ひやぁっ//オレガノさん?!ぁン……ふぁ//」
 
抵抗しようとした綱吉だが、体に力が入らない。
結局、されるがままになってしまった。
 
――ピチャ、ぺロッ
 
「ふぁぁ……ふぅ//」
 
わざと音を立てられ、それが聴覚までも犯していく。
 
オレガノは舌で割れ目を下からなぞると、クリトリスに到着し、ソコを執拗に舐め出した。
少し顔を上げて甘い声をあげている主の顔を覗けば、真っ赤に染まった頬と涙で濡れた瞳で艶っぽく喘いでいた。
 
「オレ、ガノ…さんっ……もう、何だか、おかしくなり、そ…//」
 
「では…そろそろ本格的に味わわせていただきます」
 
「へ?」
 
本格的?と脳内で反復したところで、完全に綱吉の思考力は遮断された。
 
オレガノが彼女のクリトリス付近をはむっと咥えたのだ。
 
「ふぃぃいぃ?!//なっ…ぁあん//」
 
口に含まれたまま中で舌を器用に動かされ、時に舌全体で、時に舌先でチロチロと、イイところばかりを刺激してくる。
 
「おひょうはま…」
 
「やんっ//喋らないでぇ//」
 
咥えられたまま話されると舌が中で動いて、その度に体が震える。
そしてクリトリスをツツツ、となぞられた瞬間、綱吉はオレガノの口内に愛蜜を放っていた。
 
――ぷじゅぅ、ぶしゅ、ぶしゅ
 
――ゴクン
 
「へ?!」
 
何かが喉を通るような音がして思わず首を上げて足先を見れば、オレガノが満足そうな笑みで口の周りに綱吉の出した液を垂らしていた。
 
「まさかっ…飲ん…で…?!」
 
「はい。ご馳走様でした、お嬢様。とても美味しかったです」
 
「やっ……」
 
自分の出したものを飲まれたという羞恥と先程までの行為とで真っ赤になる綱吉。
とにかく早く剥き出しの下半身をどうにかしたくて、慌ててパンツを履こうとする。
だが、それはあっさりと止められてしまった。
 
「駄目ですよお嬢様、まずはココを綺麗にしてから、新しいパンツを履きましょうね」
 
「………」
 
確かに、すでにパンツには大きな染みが、秘部は先程イったせいでまだツツ…と愛液が伝っていた。
 
「私が綺麗にして差し上げます」
 
「へ?!」
 
返事をするより早く、オレガノの顔がまた綱吉の濡れたソコに近づいてきた。
そしてベロンと割れ目辺りを舐める。
 
「ひやぅっ//」
 
ぴちゃ、じゅぷ、となんとも卑猥な水音が寝室に響く。
 
「オレガノ、さんっ…自分で……」
 
「いいえ、私が最後まで責任を取らせていただきます」
 
そうしてまた愛液を舐め始めるオレガノ。
その行為が始まれば綱吉はもう喘ぐ事しか出来ず、結局彼女の体力が尽きるまでそれは続いたのだった。
 
 
 
 
 
 



 
 
 
 
 
 
〜後書き〜
ガノツナと呼ぼうかな、なんて考えてます、オレガノ×ツナを。
ガノツナ♀。百合で裏、初めてです。
いや、こんなのは裏のうちに入らないかもしれません。
しかも最後までヤってないι
まだまだすごく未熟です(汗)
でも裏大好きなので(言っちゃった!!)、これからどんどん慣れていけたらなぁ…と思ってます♪
しかし初の百合裏がこんなマイナーすぎるもの…ι
とにかくっ、気分を害してしまったらすみませんっ。
リクエスト、裏もイケそうです(笑)
百合、どんどん増やしていきたいです!!
2008.01.06
2008.01.08

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