小話置き場
□女性専用車
1ページ/1ページ
※綱吉♀です。
ー人称は「俺」です。
綱吉「女性専用車ってさ」
ザンザス「あぁ?」
綱吉「電車。女性しか乗っちゃいけない車両があるんだよ」
ザンザス「差別だな」
綱吉「まぁでも、女性側から考えたらセクハラとかなくて安心だし、男性側から考えても冤罪とか免れられるし、いいんじゃないかな」
ザンザス「おまえと一緒の車両に乗れねーじゃねぇか」
綱吉「そん時は俺が普通車両に乗るよ」
ザンザス「セクハラされるぞ」
綱吉「俺にする馬鹿なんてそうそういないよ。いるとしたら今俺の目の前にいる奴くらい」
ザンザス「……………」
綱吉「それに、もしされそうになってもザンザスが守ってくれるんでしょ?」
ザンザス「当たり前だ」
綱吉「ならいいじゃん♪」
ザンザス「……あぁ」
ベル「ちょっとちょっと、なんか超ラブラブな雰囲気なんだけどあそこっ」
スクアーロ「電車の話一つであんなムードかぁ……」
マーモン「僕は赤ん坊だから綱吉に抱っこしてもらって一緒に乗れるよ」
スクアーロ「やめとけぇ、その前に地獄の業火に焼かれるぜぇ」
ルッスーリア「私は大丈夫よ♪心は女だからv」
マーモン「ルッスが捕まったら誰が引き取りに行く?」
ルッスーリア「何よマーモン、それどーゆー事?!」
ベル「俺ヤダよ〜んなメンドイ事〜」
マーモン「僕も嫌だよ。たぶんボスも行かないだろうね」
ベル「ってコトはぁ、スクアーロしかいねーじゃん」
スクアーロ「はあぁぁ?!何で俺ぇ?!俺だってんな保護者みてぇな事ぁお断りだぜぇ!!」
ベル「あ、レヴィなんて真面目に行きそう」
マーモン「あー確かに」
ルッスーリア「っていうかみんな私が捕まる事前提で考えてるでしょ?!」
ベル「だってルッスならホントにやりそうだし…」
ルッスーリア「でも捕まりはしないわよ!!」
マーモン「………やる気なんだ…」
スクアーロ「俺は知らねぇぞぉ!!」
ルッスーリア「何言ってるのよっ、ヴァリアーの保護者と言ったらスクアーロじゃないのv」
スクアーロ「ってか、テメェが捕まんなきゃいいんだろぉがぁ!!」
マーモン「しょうがないね、僕を連れてけば幻術かけてあげるよ。ただし見返りは要求するけどね」
スクアーロ「そこまでして乗りたいのかぁ…?」
綱吉「ね〜、ただ女の人が沢山いるだけなのに」
スクアーロ「―――ってう"お"お"お"い!!いつからいた綱吉ぃ?!」
綱吉「え?ずっといたけど…」
マーモン「綱吉〜、僕その車両に乗ってみ…………………………………」
ベル「あ〜あ。マーモン固まっちった」
ルッスーリア「ボスの眼力には敵わないわねv」
綱吉「メデューサみたい…」
ベル「メデューサ?」
綱吉「うん。昔の…神話かな?そこに出てくる怪物。目を見ると石になっちゃうの」
ベル「アハハッ、ぴったりじゃんボス!!マーモン石みたいだしっ」
マーモン「う…うるさいな……」
ザンザス「おい綱吉、この俺を怪物扱いか。いい度胸だな」
綱吉「え?いや…あの……」
ザンザス「お仕置き決定だな。…そうだな、そんなにメデューサがいいならテメェが満足いくまで視姦してやるよ」
綱吉「っ??!!どんなプレイだ!!絶対嫌!!助けてスクアーロっ」
スクアーロ「う"お"お"お"い!!俺を巻き込むなぁ!!」
ザンザス「カス鮫……」
綱吉「スクアーロっ、あとは任せたっ」
スクアーロ「はあ"あ"ぁ"ぁ"??!!おいっ、ちょっ………って、早ぇ……」
ザンザス「いつもいつもテメェは綱吉に絡みやがって……」
スクアーロ「は?!違ぇぞぉ?!綱吉が勝手に……」
ザンザス「ほぉ?」
スクアーロ「ぎ………ぎゃああぁぁぁ〜〜〜〜っ!!!!」
綱吉「ごめんねスクアーロv」
―――――――――――――――――――――――
いや、ごめんよスクアーロ…ι
彼はこんな役回り。
2008.01.07移動