Un orologio senza un ago

□プロローグ
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うさぎが慌てて走っていく

うさぎは言う

「時間がない」と

うさぎが持つのは

大きな時計

それを繰り返し見ては呟く

うさぎを見つけた少女

その後を追ってみる

そして

迷い込むは歪んだ国

嘘か真か

夢か現か

過去か未来か

すべてがわからぬ歪んだ国

しかし

唯一正しいとわかるのは

うさぎが持つる

時計が示す

時間だけ


国の時が静かに流れる



[〜メッツ島の民謡より〜]




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