MaiN
□EncHANteD TiMe
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どうして俺はこんなに
愛してしまったんだろう…
〈EncHANteD TiMe〉
最初は唯なんとなく…
言い方は悪いけど“面白そう”だったから…
それだけで今考えると嫌がらせと言えるようなことを毎日のように繰り返してやってきた。
それが…だんだん面白そう、じゃなくて好きだと思うようになって…
いつの間にか隣に居てほしい、俺のモノであってほしい…と思うようになった。
今はそいつの名前を呼ぶだけで躰がそいつを欲して疼くんだ…
そいつの名前は…
「……ラービ♪」
「Σわわっ!?ティキっ!…びっくりしたさぁ…」
ラビは俺が驚かすと、必ず予想通りのリアクションをしてくれる。これだからやめられない(笑
「悪かったよ、ラビ。そんな厭そうな顔すんなよ?俺帰っちゃうぜ?一応ノアも忙しーんだから。」
「ぇっ、ヤダ…今来たばっじゃん…ッ‥少し・・でもいいから一緒に居てほしいさ…//」
嗚呼、どうしてこんなに愛おしいんだろう…
この言葉ひとつひとつが俺のためだけに発せられてるんだと思うと嬉しくて仕方ない。
「わかったよ?ラビの仰せのままに…」
そう言って一番ラビの弱い耳にキスをしてやった。
「ひぅっ…///〜〜っ、ティキの変態っ//!」
可愛い…可愛すぎる//
ずっと俺のモノにしておきたいくらい…
けど、それはきっと叶わない夢のまた夢なのだろう…
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