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□甘さひかえめハニー
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「おはよ、ラビ」
「ん〜…おはよぉ、ディック」
寝起きでとろんとした目をぐしぐしと擦りながら起きて来たのがラビ。それを見て朝食の用意をしながらにっこりと笑い、挨拶をしたのがディック。双子の兄弟である二人は、他人が見れば全く同じ容姿。そんな二人の朝は今日も甘く始まった。
甘さひかえめハニー
「目玉焼きとソーセージ、それに…パンは今焼いてるし。ラビは牛乳?」
「うーん…ココアにするさぁ。ゴメン、ディック…寝坊しちゃった;」
「いいよ、今日は日曜日だし♪ほら、早く食べよ」
「うんっ!!v」
二人仲良く向かい合って席に着き、同時にパンッと手を合わせる。
「「いただきまーすv」」
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