短編&番外編
□高杉と沖田と神威の悪戯
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「やっぱり、天然ボケじゃないですかい」
沖田がドヤ顔で言う。
いやなんでドヤ顔?
「と、とりあえず、マヨネーズ君の悪戯考えよ…?」
神威が提案すると二人は直ぐに賛成してくれた。
……高杉は地味に暗い雰囲気を纏っていたの言うまでもない。
「んー、なにがいいかなぁ?」
「ペンに針を仕込むか…?」
「机に油塗りたくるとかですかい…?」
「ウーン、二人とも酷いネ。じゃあ2つともやる?」
「お前こそ酷いだろォ」
「勿論でさぁ」
容姿的にも目立つ三人がこそこそやっているのは実にシュールな光景であった。
……ともかく、悪戯をし終わった三人は、1人は自分の高校に、1人はアイマスクをしながらグースカ寝て、もう1人はそろばん塾の宿題をし始めたのだった。