短編&番外編
□高杉と沖田と神威の悪戯
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これだけして置いて、まだ何かしようと企む悪友達。
そんな高杉と沖田が大好きさ!!
「「全部口から出てん(だよ!!)(でさぁ)」」
思いっきり頭を叩かれる。
痛いんだけど…。
「大体、お前は結構な確率で主犯じゃねぇーか。」
「そうでさぁ、むしろ喧嘩は8割アンタのせいですぜい?」
「んもー、俺フルボッコじゃん!高杉も沖田も酷い!!」
「「自業自得」」
「またハモり!!どんだけ仲良いのさ」
なんだか仲間外れにされている気分に神威はなった。
「てか、鬼畜の神威君。お前が地味に常識人っぽふ振る舞ってるのがイラつくんでさぁ。俺の方が常識人じゃないですかぃ?」
沖田がぷんぷんしながら言う。
「待てよ、お前こそドSのサディスティックサイコ帝王の癖に常識人ぶってんじゃねぇか。俺の方が若干中二入っているが常識人だろ。」
「「あっ中二入ってるって自覚あったん(だ)(ですかぃ)」」
「どういうつもりだテメーら」
若干拗ねる高杉に、追い討ちを掛ける。
「でも、高杉は天然過ぎるだろォ。ほら天然ボケ。」
「え?あれ天然なの?」
「待て!!俺に3Zじゃあるまいしツッコミもボケもねぇよ!!」
焦ったように言う高杉。
そう言えばコイツツッコミとかボケとか意識的にやりたがってなかったような…。
えっ?マジで天然なの…!?
しかも…
「高杉だって3Z所属ではあるデショ?」
「……。」
お願いだからハッってした顔で固まらないで欲しい。