魂の炎
□どんでん返しの四話
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そもそも、慶火が万事屋に帰って来たのには理由がある。
しばらく、お得意さんのところにいて仕事をしていた慶火の元へ一通の電話がかかって来たのだ。
「おい、お前が行った万事屋はテロリストなのか!?」
という第一声に思わず電話を落としてしまったのは仕方がないことだろう。
話をよく聞いてみれば、どうやら爆弾を届けて真選組に捕まった様で。
必死に弁解して、誤解をとく頃には既に地球に行く用意をしていた。
そうして地球に来ると同時に銀時をしばいたのだ。
帰っていきた万事屋は新しい従業員の新一さんと従姉らしい神楽ねぇがいた。
そうして時は現在に戻る。
神楽にケーキを3つ渡し、屍となった新一さんの隣で大量のケーキを食べる。
「慶火は今までどこいたアルか?」
疑問に思ったのか神楽が聞いてくる。
「ウーン、お得意さんの所。ほらさっき言ったじゃん、仕事してるって。」
「確かに言ってたアル。」
「俺、ソレなりに有名な陶芸家なんだよね」
話ながらテレビをつけたところで、
「ねぇねぇそれ俺にもちょうだい」
復活した銀時に話しかけられる。
「え?お前漸く起きたの?ホント雑魚だね。て言うかやることなんもせずに遊んでばっかのお前なんぞに何で俺のをやらねばならないの?あげるわけねぇじゃんゴミ風情が」
「ねぇ、何でお前はこんなに毒舌のレパートリーが多いの!?(涙目)」
大の男が涙目とかキモい。