魂の炎
□下
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中の汚い部屋に案内される。
目の前にポンと置かれたのは…
イチゴ牛乳?
えっ?初対面に何でこれを出すの?苦手だったらどうするの?
まぁ好きだけど……
「お前は…よく知っている。だって高杉から毎年年賀状で、散々写真が送られていたり、手紙が来てたからな。てか、今日はどうしたの?なんか高杉に頼まれたの?」
そんなことしてたの!?
「うんうん。要らないって言われ「はァァァァァ!?マジかよ!?あのブラコンキングってひそかに呼んでた高杉が!!お前を要らないって!?」
「うん……。」
「嘘だぁ、えっ?それで此処にいけって?」
「言われて、来たんだけど…」
「マジかよ…分かった。その代わり!!」
凄く真面目そうな声で銀時さんが言う。
思わず姿勢を正す。
「銀兄って呼んで!?」
下らなかった。
武市変態並みに下らなかった。
「分かった…銀兄」
そう言うと銀兄は子供みたいに満面の笑みを浮かべて
「ようこそ!!万事屋銀ちゃんに!!これからよろしくな!?」
これが俺の日常の始まりだった。