青立氷四バトテニ/短編
□それでも地球は廻り続ける
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「ちーっす。氷帝の宍戸さんと…鳳さん…だっけ?」
「…越前……。」
二人で灯台に向かっている途中。
後ろから話掛けてきたのは、越前リョーマだった。
ー…ガチャ
「「…なっ!!?」」
越前は宍戸に銃を向けてきた。
「…このゲームに乗ってやがんのか。ふっ…期待の青学ルーキーが…激ダサだぜ。」
「…あんた、この状況分かってる?」
越前は不機嫌な顔で宍戸に問う。
「分かってんよ。殺すんだろ?殺すんなら殺せよ。」
「!?宍戸さん、何言って…。」
宍戸はそう言うと、両手を上に挙げた。
「では、お望みどおりに。」
越前は引き金に指を絡めた。
「ーー…っ!やめーーー」
バンッッッ!!
「!?」
「…っぐっっ!」
「ちょ…長太郎!!」