□期待
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夜。夏休みに入ってからきつくなった部活が終わり、いつも通り山口がついてきて、いつも通り家に帰る。

そういえばあのグループのCD買わなきゃなーとか思いながらいつも通り家に着いて階段を登り部屋のドアを開ける。






「ぉぉおおかえりツッ」






…………とりあえずドアを閉めた僕は何も悪くない。
今なんかいた?僕何も見てない。断じて見てない。

一旦冷静になりもう一度ドアを開ける



…と、少し髪の毛の伸びた、僕の幼馴染というか腐れ縁がいた。正確には幼馴染なんだろうけど。





「…理子、なんでいるの。もう夜だけど。」
「え?久しぶりにツッキーの顔見たくなったから?ツッキーママにいれてもらったよ!てかまた身長伸びた?」
「から?ってなに。なんで疑問形なの。身長はちょっとだけ伸びた。理子は変わんないねぇ。あいかわらずちっさい」
「うっせ巨人族!ちょい髪伸びたし!」




とかいう会話をしたところで。
理子はいわゆる幼馴染なんだけど、家がお向かいさんで。

中学まで一緒だったんだけど、高校で理子が全寮制の高校に受かったから最近あってなかったんだよね。今は夏休みだから帰って来てるっぽい。

ちなみに理子が僕のことツッキーって呼ぶのは、中学の時山口に影響されてだと思う。昔は蛍、って呼んでくれてたんだけどね。




「ごめん僕着替えるんだけど。」
「え、じゃあもうちょいしたら帰るからちょっと喋ろ。着替えるのそれから。」




まぁ僕も理子には甘いようで。そのまま座って色んなこと話した。学校のこととか勉強のこととか。ちなみに理子も制服だ。可愛い。……………ゴメン今の嘘。忘れて。お願いだから忘れて。




いろいろ話してたら40分ぐらい経ってた見たいで、親にご飯だって呼ばれるまでノンストップで話してた。




「……じゃああたしそろそろ帰らなきゃ。また来るね!」
「え、また来るの……いつ?」
「まさかツッキーあたしがまた来るの楽しみにしてる?」
「んなわけ無いでしょ。急に来られたら困るし。」
「つれないなぁツッキー……別に今は家にいるからいつでも来れるんだけど…」


と話しながら玄関まで降りる。






「で、いつ来るの?」




「……出来れば毎日来たいけど。じゃあまた明日行くね!今日と同じ時間に蛍の部屋にいるから!じゃね!」







…………帰っちゃった。今日と同じ時間に僕の部屋にいるって僕ん家セキュリティ甘すぎでしょ。まぁ理子だからしょうがないか。











ところでさ。出来れば毎日来たいってなに?蛍って呼んだ?これってさ、




期待していい?















あとがき

夢小説始めて書きました!ちゃんと出来てますかね⁉︎

なんかグタグタしてますねwww
今後はちゃんと内容考えてから書くようにしますわ…

これからもゆっくり更新していきますので、よろしくお願いします!

2014/08/10/佐倉

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