02/14の日記

21:40
レイリタ(原作)
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リクエストが入っていないCPでバレンタインデー書こう
その3
会話文



「ああ、おっさんには関係ない話ね。はい、この話はお仕舞い」
「ストーップ!はいリタっちストップ」
「なによ?甘いものが嫌いなおっさんの出る幕なんかないじゃない」
「そりゃそうかもだけど、いくらなんでもあっさりし過ぎでしょリタっち!もっと突っ込んでくべきよ!」
「なに?チョコレートをこれでもかと口の中に詰め込まれたいって?準備するわよ?」
「すみませんでしたノーセンキューですごめんなさい」
「分かればいいのよ。本当に面倒くさいおっさんね」
「だって、だってバレンタインだよリタっち!」
「……欲しいの?あたしからのバレンタイン」
「勿論!」
「ま、別にバレンタインをチョコレートに限定する必要なんてないものね。ん」
「……用意してくれてたの?リタっち」
「おっさんが騒ぐと思ったからよ。中身は市販のだけど甘さ控えめのチョコクッキー選んだから」
「……おっさん嬉しさのあまりに明日死んだりしないわよね?新たな死亡フラグかしらこれって思うんですけど」
「ネガティブにも程があるわよおっさん。つべこべ言わずにさっさと食べなさい」
「有難く頂きます。リタっち愛してる」
「はいはいホワイトデーは三倍返しなんだからね、分かってる?」
「分かってますとも。じゃ、飛びきりのおっさんの愛を込めてお返しするわねリタっち」
「……楽しみにしてる」
「もうデレリタっち可愛い!!」






可笑しい……ツンデレなリタっちが私には書けない!!←
デレリタばかりになる。しかしデレリタにするとレイリタは途端にリア充、つか熟年夫婦くさくなる(笑)

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21:14
ヒスベリ(原作)
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リクエストが入っていないCPでバレンタインデー書こう
その2



「へぇ、すっげ」
「わ!ビックリした」

突如後ろから聞こえた声に驚き振り返ったベリルは、自分を見下ろすヒスイと目が合い取り敢えず「座れば?」と促した。

「デコレーション?」
「そ。コハクがチョコレートのデコレーションに悩んでたから何個か案を出してたんだよ。多分そろそろ出来上がったんじゃないかな」
「そういやコハク達が宿屋のキッチン借りてたな」

ベリルの隣に腰掛けるとヒスイは手を伸ばしスケッチブックを取り上げた。何時も通りのスケッチの中で少々異彩を放つ可愛らしいデコレーションのラフ画。

「お前は手伝わねぇの?」
「手伝ってたよ。後は焼き上がるの待つだけだからもういいかなって思ったから。流石に甘い匂いばかり嗅いでたらきつくて。気分転換中」
「ああ、確かに結構甘い匂いするもんな」
「やっぱり移ってる?」

パラパラとスケッチブックを捲っていた手を止めると、ヒスイはベリルの言葉に返事をし身を寄せた。
金糸のような見事な金髪から香るのは甘い甘いチョコレートの移り香。

「今のベリル、スゲー美味そうだぜ?」
「ッ!」

髪を一房手に取り自分の唇に寄せる。ぼっとベリルは一気に真っ赤になった。

「はは、真っ赤。珍しく素直な反応ごち」
「〜〜ッ」

クツクツ笑いながらヒスイはあっさり手を離す。
それが悔しくて、ベリルは思いっきり身を寄せた。

「ベリ……」

近くの画材がバラバラと辺りに散らばる。
ヒスイの胸ぐらを掴み、驚くアメジストの瞳を見詰めながらベリルは自分のそれとヒスイの唇を重ねた。

「ど、どうだよ……ッ」
「あー……うん。やっぱ、甘い、かも……」

ゆっくり身を離しながら、真っ赤なままベリルは上目遣いで問う。
同じくらい赤くなったヒスイは、チョコレートよりずっとずっと甘い彼女自身に溶けてしまいそうだった。






なんでこんな甘痒くなったし(笑)
ヒスベリはどっちもお料理上手だと信じてます管理人です。

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20:51
モゼノマ(原作)
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リクエストが入っていないCPでバレンタインデー書こう
その1



「はい」
「何じゃ?」

ノーマに手渡されたものに首を傾げつつモーゼスは受け取った。

「リッちゃんの発案。チョコクレープ」
「じゃから、何でチョコクレープ?」
「にっぶいよねぇモーすけは。今日はバレンタインデーだよ?」
「ああ、そん為に作ったんか?」
「そ。皆で男子にあげる為にね。まあ、ウィルっちの分は責任持てないけど……」
「あー……」

ノーマの説明に納得がいったモーゼス。最後の言葉は恐らく彼の愛娘ハリエット手製の特別メニューをさしてのことだろうと思った。つい苦い笑みが浮かぶ。

「ウィルっちも親バカだよねぇ」
「まあ、最初に比べりゃ断然良かろう」
「ん、そだね」

クレープにかぶりつくと、ノーマは少し遠くを見ながら笑った。少し寂しそうな瞳で。

「……大陸の家族のことか?」
「あはは、バレたか。ちょっと思い出してさ。これでも毎年親にチョコ渡してたんだよ?ずっとずっと、小さい頃の話だけど。ししょーにあげてたのもちょっと前になるし、そういや誰かに渡したの久し振りだな〜って思ってさ」

膝を抱えたノーマはそのままモーゼスの肩に頭を凭れて目を閉じた。
優しい風がノーマの亜麻色の髪を優しく撫でていく。

「ワイで良けりゃあ……毎年貰っちゃるがの」
「……ふふ、格好つけるモーすけなんか似合わなーい」
「茶化すな。本気じゃぞ」
「うん。分かってるよ。嬉しいけど結構恥ずかしいわけよ、あたしは」

目を開けると、ノーマはふわりと微笑んだ。先程とは違う、優しい笑みで。

「あー……ダメだやっぱ恥ずかしい顔ニヤける」
「おお、ニヤニヤしとけ」
「やだってのバカ山賊」
「クカカ」

しかし直ぐに顔を伏せるとノーマは更にモーゼスに身を寄せてくる。そんな彼女の姿に笑いながら、モーゼスはまた一口クレープをかじったのだった。






モーゼスのストレートな言葉に照れてモダモダするノーマを見たい!という管理人の欲望の産物(笑)
ノーマは意外と両親やスヴェンにバレンタインチョコ渡してたりしないかなぁ〜とも思って。

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