01/15の日記

23:31
君と感じる幸福の音色 24
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アルレイアグプレ
キャラ崩壊はデフォ
アグプレコンビでひたすらアルヴィン弄り倒します!(笑)



「よぉ、兄ちゃんめでたいなぁー」
「……アグリア」

開口一番これだ。アルヴィンはアグリアの言わんとすることを察し頭が痛くなった。
彼女は以前言っていた様に容易にレイアの変化を感じ取ったらしい。
アルヴィンとレイアがリンクしたことを言わずと察したのだ。

「しっかし、てめえら随分楽しんだみたいだな」
「ん…アグリア、何処触って……」

レイアの肩に手を回すと、アグリアはクツクツ笑いながらレイアの首筋から鎖骨を指先で辿る。ピクンと細い肩は震えた。

「おーエロい反応。いい具合に調教したわけだ。つうか調教中?これからエロエロ三昧か?」
「やだ、アルあなたこんないたいけない女の子相手に……」
「あーもううるせぇええ!!」

二人から向けられる視線に耐えきれずアルヴィンは無理矢理二人からレイアを奪いジトリと睨み返す。

「?アルヴィンとっても優しいよ?」
「レイアも余計なこと言わなくていいから……」

アルヴィンの腕の中、いまいち状況を理解出来ず首を傾げるレイア。きょとんと無垢な瞳が見上げてきて、余計に頭が痛くなるアルヴィン。
そんな姿を眺めながら、プレザは感心したように告げる。アグリアは相変わらず意地の悪い笑みを浮かべていた。

「本当に、少し前までのあなたからは想像も出来ない姿だわ」
「溺愛っぷりが半端じゃねぇからな。何時でも何処でも人目も憚らずイチャイチャイチャイチャ」
「あら、何だか恋人が出来立ての思春期の男の子みたいね」
「そんなにしてねぇ!プレザも変な例えするなよ!」

この二人にも何だかんだで口では勝てない。レイア絡みは特に。アルヴィンはそう思う。
今までは口が達者な自信があったものの、どうも最近はレイアの純粋さにあてられたのか嘘や誤魔化しが下手な傾向がある。それが悪いことか良いことかは別として、何とも複雑なものだった。

「(本当に、こんな穏やかにくだらねぇ話出来るなんてな、この俺が)」

腕の中に居るレイアを、少し力を入れ抱き締める。直ぐに翡翠の瞳が答えるように見上げ微笑んできた。




君と感じる幸福の音色

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