03/20の日記
20:43
おしらせ
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え〜と、一応予定していたものは全てアップし終えました。此方は3月いっぱいまでトップに置いて置きますので、ご自由にお持ち帰りされて下さい(^_^)v
4月になったらさくぶんに下げようと思います。
皆様の投票とコメントのおかげでこの企画を無事に成功させることが出来ました。本当に有難うございました。
神 紅奈 拝
☆コメント☆
[紅奈] 04-01 20:43 削除
※現在は配布しておりません。
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19:40
モゼノマ(全部:現代パロ)※夫婦です
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「ね〜モーすけ」
「何じゃ?」
ソファに座りテレビを見ていたノーマは、キッチンで夕食作りをしていたモーゼスへと話し掛けた。
「子供何人欲しい?」
「ッ?!あっちぃー!!」
予想外の質問に、驚き鍋をひっくり返したモーゼス。中身はお湯のみだったが、それが手にかかってしまい悲鳴を上げる。
「ちょっとちょっとアンタ何してんのさ!!」
それに更に驚き駆け寄るノーマ。蛇口を捻ると直ぐに冷まさせる。
「そがあ言うてもワレがいきなり可笑しなこと言うからじゃろうが!!」
叫ぶモーゼスに、ノーマはある程度冷やすと火傷の具合を確認し一息ついた。
大したことはなかったらしい。
「別に可笑しくないし。てかさ、モーすけは欲しくないの?子供」
見上げてくる大きな褐色の双眼。真っ直ぐなそれに、何時もとは違う少し不安げな色が混ざっていることに、モーゼスは罪悪感を抱く。
「そがあわけないじゃろうが」
「だってそう聴こえた」
むぅ、と頬を膨らませるノーマに、モーゼスは苦笑を零して抱き寄せた。
テレビの音が耳に届き、ふと眼をやれば丁度赤ん坊の特集をしている。
「(これのせいか)」
と思い、未だ腕の中の小さな少女を見下ろす。
大人の女性と言うよりは、まだ若干幼さが抜け切れていない、そんな少女とは、ノーマが高校を卒業すると共に籍を入れた。
それから一年経ち、自分は成人を迎えたがノーマは未だ未成年である。
「別にそがあ急ぐことでもなかろう?」
柔らかな亜麻色の髪を梳きながら言うと、ノーマがぎゅっと抱き付いてきた。
「……ノーマ?」
沈黙を保つノーマに優しく呼び掛ければ、ピクリとノーマの肩が揺れる。
「……あたしさ、ちっちゃい頃から暖かい家庭に凄い憧れてて、何時か家庭持ったら絶対暖かい家庭を作ろうって、そう…思ってたんだ」
やがてポツポツと話し出したノーマに、モーゼスは驚きと共に、愛しさを感じた。
「子供いて、モーすけいて、毎日笑顔が耐えない…そんな家庭」
顔を上げたノーマは、はにかんでそう言った。
「ええのう、それ」
「うん。アンタならそう言ってくれるって思ってた」
笑ったノーマの額に口付け、けど…と続ける。
「今はまだええ」
「……何で?」
途端に不安げに表情を曇らせたノーマに、モーゼスは満面の笑みを向けた。
「今はまだワレのこと独占しときたいしの」
耳許でそう囁けば、ノーマは真っ赤になったのだった。
☆コメント☆
[紅奈] 03-20 20:37 削除
あとがき的な。
ノーマは暖かい家庭を羨望してると思います。子供に囲まれて、みたいな、そんな夢。モーすけも分からんでもないけど、とりあえずまだノーマを独占しときたいな〜みたいな。何処までも独占欲の強い男なモーすけ(笑)
夫婦パロもいいです(*^^*)
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