青のエクソシスト
□救出そして覚醒
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獅「俺がサタンに身体を乗っ取られる………か……」
長「しかし、一体何が原因で乗っ取られるんだ?」
藤本さんは真剣な顔をして考え込んでいたし長友さんは私にそう尋ねた
私なんかが言ってしまってもいいのか?と思いながら
『それは……燐に家族じゃない……と言われる事です……』
と答えて燐の様子をチラッと横目で伺う
燐「俺がジジイを……俺は悪魔……」
燐は、一気に色んな事を教えられてパニックに陥っていた
最初私が燐に話したとき燐は……
『燐……お前はサタンの息子だ……だがな・・・』
燐「俺はやっぱり普通の人間じゃなかった!?
やっぱり俺は悪魔の……
俺なんか居ないほうが……!!!」
そう口走っているところに私は蹴りを入れた
《ドカッ》
『落ち着け、燐……そして話は最後まで聞け……』
(-""-;)
燐「うぐっ……は……はい・・・」
そして燐を黙らせてからこう言った
『確かにお前は悪魔のこだ……けどなちゃんと感情……心を持ってる……』
雪男も皆も静かに私の話を聞いている
藤本さんは……拳を握りしめ苦い顔をしながら黙って聞いていた
私はそれを確認し……続けた
『心を持ってるってことは、人間だってことだ……お前はれっきとした人のこで単に悪魔の力を持ってるってだけだぞ!』
そこまで言うと燐は
《ギュッ》
私に抱きついて思いっきり
燐「うわぁぁぁぁぁ……うっぐ……あぁぁぁぁぁ……」
泣き始めた
皆「「「「「「・・・!?」」」」」」
!Σ( ̄□ ̄;)⇒!!(゜ロ゜ノ)ノ
それには私以外の全員が驚いていた
私はゆっくりやさしく燐の背中をさすりながらなおも喋る
『あのな……燐……私も燐と同じなんだ……』
こう言うと燐は
燐「うぐっ……えっ?」
泣くのを止めて私の顔を見る
『私も他の人と違う……普通の人間じゃないんだ!
だから小さい頃からよくいじめられてた』
皆「「「「「・・・!?」」」」」
(((((゜゜;)
燐も皆もビックリしたようなあり得なさそうな顔をした