忍たま

□風邪っぴきの剣豪
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⚠アニメの途中から始まります

















戸部「出ていけ!!!花房牧之介ぇええ」

花「いいじゃないかぁ、我が永遠のライバル戸部新左衛門」

『戸部先生、宜しければ私の部屋へどうぞ』


珍しく修行をしていたという牧之助を見張っていたのだが、まさか戸部先生の部屋で寝始めるとは・・・
呆れた奴だ


「「「六年ろ組の長政若先輩!」」」←らんきりしん

戸部「長政か」

なぜここに???という顔をする3人に笑いかけてから、ふらつき気味の戸部先生へと視線を移す
これほどまで顔を赤くして思ったよりも熱が高そうだな…ふむ
乱太郎に頼むのが最善だろう

『乱太郎、すまんが伊作から風邪薬を貰ってきては貰えないだろうか?』

乱「分かりました!」

すぐ行ってきます!といって飛び出していったあたり流石は保健委員
一瞬で戸部先生の容態を察し、急ぐ彼に転けぬよう声をかけて口を開く

『しんベヱは食堂のおばちゃんに頼んでお粥を作ってもらってきてくれ…』

し「は〜い」

『きり丸』

きり「水くみしてきマース」

『ふむ』


頼むぞ2人とも
きり丸に至っては何も言わずとも自ら水をくみにいってくれる
文句も何も言わず速やかに行動を起こすあたり優しい子だと改めて思う
しんベヱは私との約束を破ることは無い
安心してお粥を任せられるはずだ
にっこり笑ってかけていく1年生二人に自然と頬が緩む
1度牧之助を睨んでから戸部先生に声を掛けた

『私の部屋ならば牧之助が近づくことは不可能・・・安心して眠ることができるはずです』

戸部「なるほど…」

『さ、行きましょう』

花「待て!とべしんざえも…ぶえっくしゅん!?」

何かの声が聞こえた気がするが無視だ無視
空耳だな…とそっぽを向く先生に習って同じ方向へと顔を向ければグズり始める





いじけてる暇があったら寝ろ!鼻ブサイクまぁ気の毒の助←牧之助の蔑称






無言のまま障子を閉めてふらつく先生に肩を貸しながら自分の部屋へ
いつも苦労が耐えない先生に少しでも寛いでもらうべく矢羽音で白たちに協力を要請した
きっと白とみかさが美味しい茶菓子を作って、それを食べながら楽しく談笑することが出来るはず
仕事は真虎が任せてくれと言っていたから大丈夫だろう



が、やはり少し心配だな



後で手伝いに行くとするか



ー風邪ー

戸部(「コホッコホッ…すまんな、長政」)

(『お気になさらず』)

乱(「長政先輩!お薬です」)

し(「食堂のおばちゃんからお粥貰ってきました〜」)

(『乱太郎、しんベヱ…2人ともありがとう、助かった』)

戸部(「ご苦労だったな…ケホッ」)

((「「いえいえ/えへへ〜」」))
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