忍たま
□天女がやってきたの段
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若たちが忍術学園を出発する数分前
in食堂
ガヤガヤ
乱「わー!Aランチすっごく美味しそう」
きり「こっちのBランチも美味そうだなー」
おばちゃん「お残しはゆるしまへんでー!」
乱、きり「「いっただっきまー[バキバキッ]えっ?」」サッ
[ズドン]
食堂に何者かが天井を突き破って落下した
留「大丈夫か?乱太郎」
乱「け、食満先輩!」
文「きり丸、怪我はないか?」
きり「潮江先輩!」
音に反応した高学年の忍たまは乱太郎達が巻き込まれないように間一髪で助け出す
犬猿の仲であるふたりが珍しく協力して助け出したのだ・・・助けられた後輩ふたりは少しの間固まってしまう
と、話がそれてしまったので元に戻そう
乱太郎ときり丸の目の前に落ちてきたのは1人の少女
文「お、女ぁ!?」
留「おい…気を失ってるのか?」
目を覚まさないので気を失っているのかと思いきや・・・
「ん?あー、イケメンじゃー!!カッコえーねぇ!」
パチリと目を開け、近づこうとしていた留三郎に勢いよく抱きついた
この女の登場でいつも通りの生活ができなくなるなんて誰も知らない・・・
ーふってきたー
留(「ちょ、おま…離れろ!?」)
文(「何者だ…」)ギロ…
(「うち?うちは天女でユウって言うんよ〜よろしくー♡」)
留、文((「「て、天女ぉーーーー!?」」))
乱(「き、きりちゃん、きりちゃん…なんかすごい人が落ちてきちゃったね」)
きり(「そ、そうだな…」)汗
ユウ(「あー!きり丸に乱太郎じゃー!ってことはほんまにここ忍たま乱太郎の世界なん?」)
留(「何を言っているんだ?」)
文(「とにかくコイツを学園長のところに「きり丸、お父さんとお母さんがおらんで寂しかったじゃろ…生きるのも大変じゃったじゃろ?」おい、聞いてるのか?」)
ユウ(「うちはね?天女じゃけぇ何でも知っとるし、きり丸の気持ち分かるんよ?これからはうちのことお母さんじゃって思ってねー?」)
きり(「何であんたが俺のことなんでも知ってるみたいに言うんすか!?俺はあんたなんか知らない!あんたに俺の気持ちなんか分からない!!」)タッ
乱(「きりちゃん!!」)
ユウ(「・・・何なん?あれ…💢」)ボソッ
乱(「え?」)
ユウ(「なーんでもない、気にせんでー♡」)
乱(「は、はい」)