イツメンと異世界道中?

□その2
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ねこ「あっはぁ!これ、おいしー」
シャンクス「おっ、ネコもいけるくちか!!もっとのめのめぇ」
ベックマン「・・・ほどほどにしとけよ」



ねこ、ご機嫌だなぁ


なんて思いながらそちらに目を向けた瞬間に動きを止めた
何故かって?
彼女が持ってたの、私のグラスなんです
私の飲んでた薄めのお酒!!
つまりどういうことかって?
未成年が大人の目の前で堂々と飲酒してるってことですよ!!!

誰か止めよ?なんでとめんの???って言いながら近づけば、どんどん飲めぇって上機嫌な我らが船長の声が耳に入る



船医と一緒にあれだけ釘を刺したにもかかわらず、全部知ってたうえで飲ませたな!この人



深翠「まぁ、危険な状態の人がいなくて良かったで…す(ちょっとまて)」ピタ
ホンゴウ「シンスイ?「ねこが持ってるの、私のグラス…」・・・まずいな」


急ぐぞ



そういって七くんたちに背を向けて歩き始めるホンゴウさんに続いて、足を進めれば二人も後をついてくる
今の発言で何が起こっているのか即座に理解したらしい彼らはあらぁと言わんばかりの表情を浮かべていた
私のグラスに入っているのは薄めているとはいえアルコールの含まれているれっきとしたお酒だ
それを未成年のねこが飲んでしまったというのだから慌ててしまうのも無理はない




七くん「ねこさん、大丈夫かなぁ」
廣瀬「深翠さんが飲んでたやつもだいぶ薄めてあったから大丈夫だと思うけど…ちょっと心配だねぇ」
ホンゴウ「くっそ、こんなことならシンスイだけでも残していくべきだったな」
深翠「まぁ、飲んでしまったものはどうにもなりませんから」


とりあえず、できることをしましょう


どんなことが起こるか分からないので、近くにあった桶とタオルをひっつかんで速足で歩く

まさか、近づいたとたんにシャンクスやベックマンにべったりな彼女の姿を目にすることになるとは誰も思うまい




ーハプニング・はぷにんぐ?ー

ねこ「べっくまん、ぎゅーーー」
ベックマン「フ…どうした、今日はやけに可愛らしいことするじゃねぇか」
ねこ「ふふん。でしょ、うちかわいいから!「だぁーーーーはっはっは!よかったじゃねぇか、ベック」シャンクスもぎゅー」
シャンクス「お!いいぞぉ、そらこい!」
ねこ「ぎゅーーーーーっ「なにしてんだ、お前」ライムもぎゅー」
ライム「は?ちょっ、放せ!おい」
ヤソップ「ぎゃーはははは!よかったじゃねぇか、ライム「ヤソップも」おう、ありがとな」
深翠「・・・・・・ねこ、私のお酒のんだね」
廣瀬「あいやぁ、ねこさんお酒飲んじゃったの?」
ねこ「あぇえ?飲んじゃったーぁ「そこらへんにしとけ、酔っ払い娘。ほら、水」あはぁ、ホンゴウだぁ。ホンゴウもぎゅーっ」だきっ
ホンゴウ「おっと…ったく、お前酔うとハグ魔になるのな」
ねこ「えへへぇ」にこにこ
廣瀬「ねこさん、僕の方にはきてくれないんだよねぇ」しょぼん
深翠「・・・かわいいかな「んなこといってねぇで止めろ!」はいな」
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