自己満小説・閲覧注意

□ウォーターセブン編
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色々話してたら、何故かドック内を案内されることに!
修理に出す船はどこに止めてあるのかと尋ねてくる彼に街の反対側だと伝えれば、他の社員に取りに行かせると言って電伝虫で誰かに電話をかけ始めた
目印になりそうな建物と小舟に着けた白い三日月マーク
この2つを口にすれば移動しながら僕の船を探してくれていたらしい社員さんから見つけたとの連絡が・・・
いくらなんでも早すぎませんかね?

そのまま船を操作して戻ってきてくれるとの事なのでそちらは専門家の方へお任せして、僕らは本社の社長室で船の到着を待つ。その前に部屋へ着いたら、話の続き
お互いにまだ名乗ってないことに気づいてこちらから先に名乗れば相手も名乗り返してくれる

『改めて自己紹介を…僕はシオ。船乗りです』
アイスバーグ「市長兼社長のアイスバーグだ。うちの社員が迷惑をかけたな」
『いえいえ』

実はガレーラに到着するまでの間に借金取りだという連中から何度も追いかけられる羽目になったのだ
その原因は言わずもがな。ギャンブル好きなヘビースモーカー・パウリーである
ギャンブルでお金をつぎ込んで借金までして、働いたお金のほとんどは返済に当てずにまたギャンブルにつぎ込んで、返済できずに借金取りに追いかけられる…そんなキリのないことを続けてウン十年
いい加減に返せと銃を乱射する男性に思わず同情した
お金を集めるのも彼らの仕事。それが出来なかったら怒られるし、下手したら殺される
その可能性があるにも関わらず逃げ続ける彼にあまりにも酷いと彼らが殺されてしまうという稀を伝えれば顔を青くして次こそは必ず返すと約束し、契約書に拇印も推していた
そりゃ、自分のせいで人が死ぬんだ。居心地が良いものでもないし肝も冷える
その様子を見て借金取りの人達が安堵のため息をついていたことは僕だけの秘密にしておこう

大変ですね、借金取りも


ー落ちたー

アイスバーグ(「ンマー、シオ『はぃ?』今更聞くのもなんなんだが…何故ずぶ濡れなんだ?」)
(『借金取りに気を取られたパウリーさんに押されて川に落ちました』)
アイスバーグ(「・・・ンマー、何はともあれそのままだと風邪をひく。着替えは貸してやるからシャワー浴びてこい。部屋を出てすぐ左の扉がシャワールームだ」)
(『すみません、お借りします』)
アイスバーグ(「カリファ「すぐに替えの服を用意致します」あぁ、頼む」)

カク(「あの小船、特に目立った外傷は無いがところどころ部品が傷んどる。新調するにしても少し時間がかかるじゃろう」)
アイスバーグ(「そうか『あがりました』ンマー、流石にサイズは合わなかったか」)
(『横に大きいですからね…下は入りませんでした。お見苦しいものをお見せしてすみません』)
カク(「客人か?『さっきお話にあった小舟の持ち主です。シオと言います』ワシは1番ドック大工職職長・カクじゃ」)
(『よろしくです、カクさん』)
カク(「うむ。若いのに礼儀正しいのぅ…」)( * ॑꒳ ॑*)۶"ナデナデ
(『あまり歳は変わらないと思いますが…?』)
カク(「誠か!?『そこまで驚きます?』あ、いや…すまん」)
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