自己満小説・閲覧注意

□未来を変えたら海軍本部へ
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『秘密です』

そう言ってにっと笑った
だって教えたら止められそうなんだもの
忠誠心の高い彼ならやりかねない、邪魔されちゃ困るんだよ、これだけは

あの人だけは元帥にしちゃいけない。最悪の未来をセンゴクさんにはもう伝えてある
どれだけの人が悲しんでどれだけの尊い命が失われてしまうのか…
どのような状況で、誰が死んで誰のせいでたくさんの人の命が奪われるのか・・・それらも全部話した
話せることは全部…これも最悪な未来を帰るため、死ななくてもいい人を死なせないための手段だ
海賊だからとか海兵だからとかじゃなくて、一人の人間として訴えたんだから…
あの人がそれを跳ねのけるはずはない。どれだけ残酷なことをしようともそれには必ず誰かの存在があり、誰かのためにとしている事…この人なら話せると感じたのもその想いが強いからだ

それら全てを彼らにも話せば信じられないというように眉をヒクリと上げるスモーカー
対するクザンは興味深げに話を聞いていたかと思うと僕を海兵にスカウトしてきた

・・・アンタもか!

『センゴクさんやモモンガさんにも言いましたが、僕は海兵にはなりませ「いたぁあああああああああああああああああああああああああああああ」!?』ビクッ
スモーカー「ぁあ?」
「無事ですか!変なことされてませんか?」
『されて、なぃ…けど』

良かったぁ(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )

ちょっと待った、なんでサキちゃんがここにいるんだ?兄さんたちとモビーで留守番してたはず・・・まさかこっそり抜け出してあとを付けてきたんじゃ…だとしたらまずい。この状況は非常にまずい
目立たないようにとスモーカーさんが自分の体で隠しながらここまで移動してくれたというのに・・・
大声で叫びながらこちらへやってくる少女のおかげで彼の努力が水の泡
その付近にいた全海兵の視線がこちらへ向きましたとさ(ドアからこっちみてる)

・・・視線が痛い

ーなんで!?ー

(『なんでここに「先輩のことが心配で、ジョズさんたちに無理言って連れてきて貰いました。それから、ごめんなさい…避けたりして」僕にも非があるからね。気にしなさんな・・・それで?どうやって入ってきたの?』)
(「中将さんに呼ばれてきたキールの妹ですって言ったら海兵さんが案内してくれました「あーらら…いつぞやのお嬢ちゃんじゃないの」あ、あの時のおっきい人!先輩を助けてくれてありがとうございました」)
クザン(「どういたしまして。お嬢ちゃんも何か食べる?オジサンが奢っちゃうよ?」)
(「いいんですか!「取ってきてあげるから、ちょっと待ってなさい」はーい」)るんるん(『・・・すみません。スモーカーさん』)
スモーカー(「いや…お前も大変だな」)同情の目
(『それはお互い様です「先輩〜」なに?カ・ン・パ・リ』)( ^∀^)ニコォ...
(「なんっでもないです!ごめんなさい」)
クザン(「コックたちがジュース用意してくれたんだけど、飲む?」)
((『「ありがとうございます/美味しそ〜」』))

この後、満腹で眠ったサキちゃんをおんぶして直帰予定だったスモーカーさんに合流場所であるホテルまで送ってもらいましたとさ。  翌日にはモビーに戻りましたよ?当然。うちですもん
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