自己満小説・閲覧注意

□未来を変えたら海軍本部へ
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ごめんねー?オジサン大きくて

そう言って背後からにゅっと現れたのは海軍大将青キジことクザン
1度顔を見られている(というか危ないところを助けて貰った命の恩人なのだが)のでバレる可能性はあるが、味方にしておいて損は無い。自分もついて行っていいかと尋ねる天パの彼にスモーカーさんが仕方なさげに頷いて一緒に食事をすることに
うん、話がトントン拍子で進みすぎてる
これも彼の人柄ゆえなんだろうけども! 

さすがにね?ちょっと怖いです

『改めまして、キールです』
クザン「クザン…青雉とも呼ばれてるけど、お嬢ちゃんみたいな可愛い子には名前で呼んで欲しいのよ、オジサンとしては」
スモーカー「は?」
『あぁ、性別は一応女です。それにしてもよく分かりましたね?クザンさん』
クザン「だって」

初めましてじゃないでしょ?

俺たち、そう言われてゾッとした。図星なんだけどまさかこんなに早くバレるとは
流石というかなんというか…シャボンディ諸島で・・・と言葉を続けようとする彼を制して頭をフル回転
今話すべきか話さぬべきか、はぐらかすべきか正直に話すべきか・・・悩みどころである
この2人なら話しても問題は無いだろうが、ここでは誰が聞いているか分からない
とりあえず頷くことで肯定の意を表して場所を移したいと申し出れば、こちらの意図を悟ったらしいクザンが自分の執務室を提供してくれた。食事も部屋まで運んで貰えるように手配してくれるとの事
ありがとうございます
一方、置いてけぼりのスモーカーはというと、始終無言で己の上司がなにをしようとしているのかと考えあぐねているらしくグッと眉間にシワがよっていた
ただでさえ強面の彼がそんな顔をしてしまえば自然と怖くなるもので・・・恐ろしいなんてもんじゃない!次元が違うと即座に感じたことは言うまでもないだろう

ー生きて欲しいからー
クザンの執務室
(『単刀直入に言います。僕は伊丹史織、白ひげ海賊団4番隊・副隊長を務めている異世界者です。僕のいた世界ではーーーーーー〜(うんぬんかんぬん)。そしてクザンさんの予想通り僕は未来を知っています…1部だけ、ですが』) 
クザン(「記憶喪失ってやつか」)
(『はい。この作品に関する記憶だけが所々ぽっかりと穴が空いたみたいになってて肝心なところがあまり思い出せません。センゴクさんにも同じようにお話してあります』)
スモーカー(「・・・」)
(『1番最悪な結果にならぬよう、僕なりに動いています。センゴクさんからも未来を守るためにと許可を頂きました…だからこそ、今言います。クザンさん』) 
クザン(「なぁに?改まっちゃって…オジサン、シリアスな空気は苦t『赤犬に負けないでください』・・・」)
(『近い将来、次の元帥を決める戦いで彼とあなたが衝突します。貴方が負ければ…無関係な市民の命が、日々努力しているはずの海兵の命が何十億、何百億も失われてしまうことをお忘れなきよう』)
クザン(「あーらら…そこまで言われちゃ、負けらんないね」)
(『でも、貴方を死なせる気もありません。危険だと判断したら直ぐに引いてください…「オジサン、逃げちゃっていいの?」もしもの場合は僕が差し違えてでも赤犬を倒します』) 
スモーカー(「テメェみてぇなあまちゃんが勝てるような相手じゃねぇぞ『勝てますよ。所詮は能力者…海楼石、もとい海の前ではただの肉片にすぎません』・・・どうするつもりだ」)
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