自己満小説・閲覧注意

□得物と買い物と
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家具屋さんで簡易的なテーブルセットと一人で寝るには大きすぎるくらい広いベッドを購入
・・・これほんとにシングル?そう思って店員さんに視線を送ればにこやかにシングルですよ!と返される
そうですか、これでシングルなんですか… 途方に暮れた顔をしながらも、こっちの世界の人達背が高いし体も大きい人多いからな。寝具もイスもテーブルも大きくて当たり前…そう自分を納得させて切り替えることに
次に買うのは小物 歯ブラシ、コップ、タオルにカバン等
マルコのリスト通りにものを購入していくと手にしていたカゴがすぐ満パンになる。満パンになったカゴを持ち直そうとすると、すかさずベックマンが僕の手からかっさらって、気にするなというふうに頭を撫でながらフッと笑う…男の人の色気というか、カッコイイな。様になるし、頭がキレる分気配りができるというかなんというか…シャンクスと比べると落ち着いてるし余裕があって渋い
自分で持つから返して欲しいと素直に伝えると遠慮しなくていいと持ったカゴを頭の上くらいまで持ち上げるものだから、取り返そうにも身長がある分手が届かない・・・ちくせう( ー̀ н ー́ )

『そのくらい自分で持ちますからぁ』ピョンピョン
ベックマン「フッ・・・「シオー」ほら、マルコが呼んでるぞ」
『む・・・「青と黄色があるが…どっちにするよぃ?」青!』
マルコ「青だな『兄さんの色…おそろい』っ、そうだねぃ(うちの妹が可愛すぎるよぃ)」

何故か顔を手で覆って他所を向いているマルコをじーっと見つめていると、やめてやれと声をかけてきたのはベックマン。その手についさっきまでいっぱいだったカゴはなく、代わりに大きな紙袋が2つ
視線だけで説明を求めると会計を済ませてきたとサラッと言うあたり確信犯だ。お金はどこから出したのかと問えば、あらかじめマルコから預かっていたそう・・・また先手を打たれた。父さんに限らず兄さんまで(・・;)
どこまで読まれてんだろう

内心疑問符でいっぱいになりながら、通りかかったクルーに先程まで僕が散々言っても渡してくれなかった荷物を預け、さらに奥へと進んでいく彼らから少し離れて店の隅へと移動した。人の波に酔いそうだったからだ
改めて周りを見渡すと、いつの間にかマルコとシャンクスとベックマン…つまりは着いてきてくれていた3人がたくさんの女の人に囲まれていて……うん、モテモテだ。3人ともイケメンだからなぁ…モテるはずだ
あ、何言われたのかわからないけどシャンクスが上機嫌。あんだけチヤホヤされてりゃ、男としても嬉しいだろうし当たり前か。しばらくその様子を眺めていたが、いつまでたっても終わりそうにないそれに痺れを切らし…
3人に声をかけるべく、近づこうとしたら「邪魔」というセリフとともに物凄い形相のお姉様方に突き飛ばされることとなる


ーデート?いえ、買い物ですー

お姉様方((「「私たちとお茶しませんか?」」))
マルコ(「悪ぃが、デートt『買い物…嘘はダメだよ、マルコ』・・・あいにくだが連れがいるんでなぃ(久しぶりに名前で呼ばれたねぃ)」)
A(「ちょっとだけでいいから…ね?」)
B(「お代も私達が持ちますし、お話だけでも」)
(『フフッ…(流石は兄さん…お姉様方からモテモテだねぇ)』)
お姉様方(((「「「もしよろしければ、わたくしとお食事でも/いえ、アタシと/いいえ、私と」」」)))キャイキャイ
シャンクス(「ほう、美人に迫られるのも悪くねぇ…なぁ、ベン」)
ベックマン(「俺にふるな…」)
(『わぉ…(こっちもモテモテ)』)
(((「「「はぁん…いい男//////」」」)))
シャンクス(「そんな褒めんなって…照れちまうじゃねぇか」)
マルコ(「満更でもなさそうだねぃ」)
(『まだリスト全部買ってないんだっけ?・・・シャンクス、兄さn「「「何あんた/邪魔」」」っとと!』)ドンッ
ベックマン(「・・・大丈夫か?」)ガシッ 
(『大丈夫です。ありがとう』)
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