自己満小説・閲覧注意

□海賊と海軍と買い物と
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気を失ったシオを背負うクザン
海軍大将である彼が何故このような所にいるかは皆さんご存知のはず・・・そう、サボりです
任務でこの島を訪れていた彼は何をするでもなくのんびりと街の様子を眺め、そろそろ仕事に戻るかと歩き始めたところで追い詰められていたシオを発見。これは海軍大将として見過ごせないと面倒くさがりながらも助けたところ、かなりの重症で動くこともままならない様子の彼女を病む負えず背負い、当たった感覚で性別を当てると足早に医者の元へ←イマココ

クザンside
撃ち抜かれたところはまだ若い分綺麗に塞がるだろうが、なにぶん出血が多い。なぜだか放っておけないこの娘に自分でもわかるくらい焦りが隠せない・・・歩くスピードを更にあげようとしたところで、場違いなんじゃないかと思うくらい可愛らしい少女が一人、こちらへ駆け寄ってきた。十中八九この娘の知り合いだろう
顔を見せるために屈んでやれば、こちらを見向きもせずに礼を言って眠っている事を確認し、安堵したかと思うと撃ち抜かれた肩や足に目がいった途端わっと泣き始める

「なんで、こんな怪我…」
クザン「ガラの悪い連中に絡まれてたんだよ。俺が見つけた時にはもう撃たれてた…お嬢ちゃん、この子と知り合い?「だ、大好きな先輩です 」へぇ…先輩、ね(この子の歩調に合わせてると間に合わねぇか)お嬢ちゃん、他に知り合いがいるなら呼んできてくれる?俺らはそこの医者んとこ行ってくるからさ」
「っす。連絡したらすぐ戻るんで、先輩のことお願いします」

ぴたっと泣き止んだかと思えばあっという間に姿を消したお嬢ちゃん。連絡ってことはどっかの店で、でんでん虫でも借りるつもりなんだろ・・・俺はと言うとお嬢ちゃんにセンパイと呼ばれていた娘を医者の元まで運び、見せた。すると、やはり若い分傷が塞がるのは早いらしい・・・その代わり傷跡は残るのだとか…出来れば残らないようにしてやって欲しいと言いはしたが、ここにある機材では完全に消し去ることは不可能だと言う・・・まぁ、命が助かっただけでも運がいい。そう捉えるしかなかった
お嬢ちゃんが戻ってきて治療の終わったあの子へと近づいていく…目にいっぱいの涙を浮かべているところを見ると相当不安らしい。怪我のことを知らせた方がいいのかもしれねぇが、そろそろ本部へ戻らなくてはならない。医者には怪我の説明をあとから来るであろう者達にするよう伝え、お嬢ちゃんにあの子のことを任せて軍艦のある港へ向かう…  はやく気がつきゃいいんだが
クザンside終わり



ー銃弾と怪我ー

(『・・・』)
(「先輩、せんぱい…せんぱいぃ」)(´இ□இ`。)° 
マルコ(「聞き覚えのある声がするかと思えば、サキ…お前そんなところで何s…っ!?シオ」)
(「ガラの悪い人達に絡まれたって、ここまで連れてきてくれた人が…」)
ジョズ(「サキ、迎えに来たぞ。シオは俺が運ぶから急いで船に戻ろう」)
(「ジョズさん」)
ジョズ(「じぃさん、コイツは動かしても平気なのか?「応急処置はすんどるが、なるべく揺らさんようにな」・・・あぁ」)ヒョイッ 
マルコ(「先に船に連絡してたんだな…えらいよぃ。サキ・・・「マルコ」ジョズ」)スタスタ…
ジョズ(「俺はお前たちがシオについていったとクルーから聞いてたんだが…はぐれたのか?」)
マルコ(「少し目を離した隙にシオが人の波に飲まれていなくなっちまったんだよぃ。サッチやビスタと探してたんだが…なかなか見つからなくてねぃ」)
(「先輩って意外と寂しがり屋だから、マルコさんたちとはぐれた時すごく不安だったと思う」)
マルコ(「悪かったなぃ。一人にした挙句、痛い思いさせちまって…「おーい、マルコー」厄介なのが来たよぃ」)
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